学校日記

5年 その6

公開日
2020/04/21
更新日
2020/04/21

5年生

  • 1047765.jpg
  • 1047766.jpg
  • 1047767.jpg

https://school.setagaya.ed.jp/kata/blog_img/85647688?tm=20250212114911

https://school.setagaya.ed.jp/kata/blog_img/85651887?tm=20250212114911

https://school.setagaya.ed.jp/kata/blog_img/85654658?tm=20250212114911

5年生のみなさん、こんにちは。

今日は雨、そして寒い日ですね。
でも、昨日はとても気持ちのよい一日でした。
「今日はいい天気だー!」
と、青い空を見て思わずさけんでしまいました。

天気のよい日に外に出てみると、タンポポや
ヒメオドリコソウなど、たくさんの野草が
かわいらしい花をつけています。

春ですね。

さて、4年生の日本語の学習で、
清少納言の「枕草子」を声に出して読んだこと、
みなさんは覚えていますか。中には暗記できた人も??

今から約1000年前の時代を生きた清少納言は、
四季の自然、日常生活で体けんしたことや感じたことなどを
ゆたかに書きつづっていました。

その第一段。
最初の部分で、四季の美しさにふれています。

春はあけぼの。
やうやう白くなりゆく山ぎは、
すこしあかりて、
紫だちたる雲の
ほそくたなびきたる。

昔の表し方も入っていますが、正しく読めましたか。

「春はあけぼの」・・・これは、
「春は、あけぼのがよい!」といっています。
ここで「あけぼの」というのは、
一日の中のある時間たいを指しています。
さて、清少納言はいつがよいと言っているのでしょう。

実は、5年国語の教科書にものっています。
手元にある人は、ぜひさがしてみてください。

もしかすると、同じ時間ぐらいの空を見上げると、
「紫がかった雲が細くたなびいている」様子が
見られるかもしれません。
約1000年前と同じ春の美しさを感じられるなんて、
ちょっとすてきです。そのためには・・・早起きです!

この一節はとても有名です。
何度も声に出して読んでいると、みなさんの成長中の脳みそに
深く深くきざまれ、確かな記憶として残りやすくなります。

休校中の課題として取り組んでみるのもよいですね!