学校日記

6/21 全校朝会 校長先生のお話 「ピカソの見方・考え方」

公開日
2021/06/22
更新日
2021/06/22

できごと

これは有名な画家、ピカソが描いた代表作品「アビニヨンの娘たち」です。
どんな感想をもちましたか。「上手だな」と思った人は少ないのではないでしょうか。
「これは、なんだかわからない」と思った人もいると思います。
実際にこれをピカソが描いたときには、周りの人からよい評価をされず、9年間も裏返しにして置いてあったそうです。
次にこれは、ピカソが15歳の時に描いた絵です。「科学と慈愛」
これは、上手に描いていると思う人が多いと思います。
では、なぜ、ピカソは26歳で「アビニヨンの娘たち」のような作品を作ったのでしょう。そこには、ピカソなりのものの見方があったのです。
ピカソは、自分自身で新しい美しさを見つけました。実際に見えているところと、反対の方向から見えるところを合わせて描いてみよう。そして、一つの画面に表すと本物の世界を表現できると考えました。
ピカソのように、これが正しい見方、と固定された考えだけでなく、いろいろな角度から、多面的にものを見る、考えることが大切だと思います。

その後、6月17日から新しく4年5組の担任になった先生から自己紹介がありました。
よろしくお願いいたします。