学校日記

今日の給食 〜一口メモ〜

公開日
2011/01/24
更新日
2011/01/24

給食

1月24日(月)
 今日の給食は、フレンチトースト・牛乳・ビーンズシチュー・キャベツサラダです。
 今日24日(月)〜29日(土)までは給食記念週間です。全国の児童を対象に学校給食が始まったのは昭和22年のことでした。戦後の混乱の中で食糧が不足していた時期です。早いもので給食の歴史も60有余年を迎えております。当初、アメリカの無償援助などの助けを借りての給食の始まりだったようです。戦後、経済の復興とともに受けた援助はお返ししたとのことですが、子どもたちの健康を第一に考えていただいたことは有り難いことでした。栄養というものがこれほどまでに、体に影響するものであることを感じずにはいられません。低たんぱくや低脂肪、その他カルシウムをはじめとするほかの栄養素がないためにおこる栄養障害がよくありました。身長の伸びが不足しているこども、風邪をひいてもなかなか直らない子どもおできがいつまでも治らない子どもなどいろいろな症状のこどもたちがいたのです。戦後の学校給食は、こういった子どもたちを救うために始まったのです。
 給食もパンから始まりましたが、今のパンの倍も有るような大きいものでした。よくシチューもでましたが、思い出すのは鯨の立田揚げだとの話を良く聞きます。ホームページをご覧頂いているみなさんの中には昭和も50年代の、ごはん給食の世代の方もいらっしゃると思います。時にはご家庭でも給食の思い出話をされて、お子さんとご一緒に食べると言うことの大切さを考えていただけると幸いです。
 給食一口メモでした。