学校日記

今日の給食 〜一口メモ〜

公開日
2011/02/22
更新日
2011/02/22

給食

 今日の給食は、たまごトースト・牛乳・白いんげんの田舎風スープ・ホワイトゼリーです。
 毎日、給食では牛乳がついていますが、貴重なカルシウム源とたんぱく源となっています。学校で飲まれている牛乳は「生乳」です。絞ったままの牛乳をそのまま加熱殺菌してあるものです。
 牛乳が「カルシウム豊富で骨を丈夫にする。」ということはご存じの通りですが、生乳には0.6%のホエイ(乳清)たんぱく質が含まれています。このたんぱく質が骨づくりに強力に関係しています。ホエイたんぱく質に含まれる低分子たんぱく質が骨づくりを活性化するパワーがあることが発見されて、今ではサプリメントにまで利用されているようです。骨は皮膚と同じように新陳代謝を繰り返しています。骨は体の成長が止まっても変化しつづけ新陳代謝を繰り返しています。一説には約3年で体の中の骨は生まれ変わるともいわれています。骨の代謝には新しい骨をつくる「骨芽細胞」と古い骨を壊す「破骨細胞」とが関わっていますが、学校給食で飲まれている生乳には「骨芽細胞」を活性化し、骨にカルシウムがしっかり吸着させる働きがあります。子どもたちは1日に400CC(2本)・大人は200CC(1本)が理想とされています。たった1本の牛乳ですがたくさんの栄養が含まれています。今の時期はホットミルクにしても体に良い飲み物になりますね。
 給食一口メモでした。