夏休みの自由研究 烏山川編
- 公開日
- 2025/07/30
- 更新日
- 2025/07/30
校長室より
校長先生の夏休み自由研究 烏山川編
今度は、烏山川の源流を探す旅です。こちらのほうが源流が遠いのでちょっと大変。世田谷線の宮の坂駅をスタート。鷗友学園の横を抜けるとしばらくは城山通りに並行して進みます。犬の散歩をしている人に結構出会い、区民のみなさんの散歩道にもなっているようです。経堂駅の西側で小田急線をくぐり、北西に進んでいきます。希望ヶ丘小学校近くまでは、緑道として整備されています。希望ヶ丘団地の中を通り(千歳船橋駅の北の方)希望ヶ丘公園の辺りまで来ました。団地の中には、川だった頃にかかっていた橋を活かしたと思われる立体交差部分もありました。さすがに暑くて近くのスーパーのイートインコーナーで冷たいものを食べて小休止。元気を取り戻し再出発。環状8号線に出ると、すぐ横に草が生えてて立ち入れない細長いスペースが続きます。車で通ってもなかなか気が付かない暗渠部分です。芦花小学校のところで環八の西側へ。芦花小中学校の北側を過ぎると、烏山川だった河川敷は、家と家の間の立ち入れないところが多くなります。烏山川は京王線を芦花公園駅の西側で潜ります。この辺りは、支流がいくつがあったようで、暗渠が並行しています。甲州街道を越えると烏山北住宅の脇のスペースという感じが続きます。中央道をくぐるとすぐ西に方向を変え、烏山寺町へ。この辺りは、関東大震災を契機として戦後に至るまで都心部の寺院が多く移転してきたところです。驚いたのは、こんなに歩いてきたのにまだ世田谷区内ということ。世田谷区の広さを実感しました。最後は、細い暗渠の路地から人が入れないスペースになってしまいましたが、水源だった高源院の「烏山の鴨池」のすぐ東側で水面が見えました。こちらも池は現存するものの、川は全域暗渠でした。
みなさんも、自分でテーマを決めて、何か調べてみるのもいいかもしれませんね。