夏休み明け、今日から給食が始まり、学習も本格的にスタートします。多くのクラスで目についたのが「読書感想文」。夏休み中に本を選び読書をし、メモや下書きの状態になっています。

学年やクラスによってやり方はそれぞれひと工夫。タブレットを使って読書感想文を書くために全体の構成をどのようにしたらよいのかを、タブレットを使って考えているクラスもあれば、「読書感想文の書き方」を見ながら、自分が書いてきた下書きを一度タブレット上で再構成したり、直接原稿用紙に書いているクラスもありました。読書感想文は、夏休みの宿題の定番ですが、苦手な方も多かったのでは。こんなところでもタブレットが大活躍。これも時代ですね。

日頃画像や映像に多く触れ、学習の中でも「分かりやすい」という理由で多用される画像や映像。これはこれで悪いことではありませんが、今年の全国学力調査の結果から、読書離れという結果が出ています。活字を読まないことで言葉で考えることが減り、画像や映像から直感的に理解する場面が多くなっているようにも思います。文を書くことが苦手な子にとってタブレットの助けを借りて文の構成を考えるのは「○」。その上で、文を読んだり書いたりして「考える」機会を作ることも大切かと思います。