防災について考えましょう
- 公開日
- 2026/01/19
- 更新日
- 2026/01/19
校長室より
この週末、2つの防災関連のイベントに参加してきました。
土曜日は、PTA主催の「イザタラ塾」、日曜日は、池尻まちづくりセンターで行われた「防災塾」です。1月17日は、31年前に阪神・淡路大震災が発生した日でした。この日私は、いつものように朝の情報番組を横目で見つつ、出勤の準備をしていました。番組の中で関西方面で大きな地震があったこと、神戸の放送局と連絡がとれず大阪から神戸の方を映すと空が赤くなっていることなどを伝えていましたが、状況が掴めないという感じでレポーターが動揺していたことを覚えています。都市部の直下で起こった地震でしたが、ここ東京でも首都直下地震が発生する確率が高いと言われています。今回2つの防災に関するイベントに参加して特に印象に残ったことが3つありました。
1つめは、家族間で集合場所を決めておくこと。現代の生活では、携帯電話やLINEなどでリアルタイムで連絡がとれることが当たり前になっています。待ち合わせをするのにも携帯電話で連絡を取りあいながら場所を決めるということも珍しいことではありません。そのようなことが当たり前の今、連絡を取り合えない状況というのはとても不安になるでしょうし、家族の顔を見ての安否を確認することもできないかもしれません。そのような状況も想定して、「多聞小学校の校庭のジャングルジムのところ」などと具体的に集合場所を決めておくとよいでしょう。
2つめは、家具類の固定をしっかりとしておくこと。鉄筋コンクリート造りのマンションはそうそう倒壊することはありません。また2000年の耐震基準で建てられた木造住宅でも倒壊の確率はとても低いというデータが出ています。しかし、家の倒壊によっての被害があまりなくても、家具の転倒や移動によって怪我をしたり、下敷きになったりして場合によっては命を落とすケースが結構な割合を占めているとのこと。家具を壁に固定したり、キャスターの下に受け皿を置いたりする対応をすることで、被害が相当減らせるようです。
3つめは、自分にとって必要なものを持ち出せるよう準備しておくこと。講師の方は「メガネ」と話していました。一見メガネが防災に関係あるの?と思いますが、この方はメガネがないと周りがよく見えず、避難も困難になるとのこと。避難に際して必要なものは人によって違うと思います。メガネであったり、常用している薬であったり、杖であったりと。自分にとっての必需品を持ち出せるように準備しておく、なるほどなと思いました。
地震に対する備えは、これだけではなく多岐にわたります。自分たちに必要な「もの(持ち出すもの、食料、水、ラジオetc...)」や「こと(集合場所を決める、保険etc...)」は何かを考え、家族で話し合い共有しておくとよいでしょう。もちろん大人だけでの共通認識ではなく、ぜひ子どもも含めての話し合いをしてみてください。