全校朝礼(校長講話)
- 公開日
- 2021/11/08
- 更新日
- 2021/11/08
校長より
本日の全校朝礼の校長講話です。
おはようございます。
「穏やかな気持ち」で過ごしていますか。
来週の火曜日からは期末考査ですね。
その準備を頑張っている人が多いと思います。
定期考査は日頃の学習の積み重ねの結果ですからあわてる必要はないと思いますが、全部が頭に入っている人はなかなかいないと思います。
そうするとやはり直前の準備(いわゆる試験勉強)は大切になります。
昨年度の2月の学校だよりで「集中力」について書きました。
その中で「作業興奮」を利用する方法について紹介しました。
脳科学的に15分間特定の作業を続けることで、脳内の側坐核(そくざかく)という「やる気」を高める部分が興奮を始めます。
これがいわゆる「やる気スイッチ」ですね。
つまり、15分間集中できれば、あとは側坐核の働きにより、1時間くらいは集中して取り組めるようになるということです。
と2月の学校だよりで書きました。
今朝はその続きを話します。
ただ、今の話の通り、「やる気」というのは、やり始めない限り「でない」ということが分かります。
実は、「できる」と言われている人たちは、「やる気」ではなくシステムに従っているのです。
「できる」と言われている人たちは、勉強する気分を待つことはなく、勉強する時間になれば粛々と始めているのです。
そのことが、つまり習慣化することが、心理的負担を軽減し、学習したことを定着させているのです。
ぜひ、勉強の習慣化を頑張ってください。
もう一つ学習について話をします。
テスト等において、よりよい成果を上げるためには、
まとめたもの等を繰り返し見る(いわゆる再読)よりも、テストや質問形式で確認した方が定着します。
これは、脳は「インプット」よりも「アウトプット」を重視しているためです。
つまり、大切なのは「思い出す」という訓練になります。
繰り返し読むことで、「理解した」という感覚になります。
この「理解した」という感覚は、「分かったことはもうよい」と知識欲を減退させ、思考停止を併発させることもあります。
「理解した」イコール「確実に思い出せる」ではありません。
あとは、睡眠も記憶を定着させるのに、大切なことです。
この話は、東京大学の「脳」を研究している教授のご講演でのお話でした。
あと一週間、自分自身が作った学習計画表通りに頑張ってください。
以上でお話は終わります。