全校朝礼(校長講話)
- 公開日
- 2022/10/03
- 更新日
- 2022/10/03
校長より
本日の全校朝礼での校長講話です。
おはようございます。
第2学期が始まり、1ヶ月が経過しました。
今はどんな感じですか。
「やっと体が慣れてきた。」
「中間考査が終わってよかった。」
「行事に向けて頑張るぞ。」
「部活動の大会や発表頑張るぞ。」
「悔いのない進路を選択するぞ。」
と前向きな気持ちの人も多いと思いますが、
「学校は楽しいけど、やっぱり朝起きるのはつらいなあ。」
「2学期長いなあ。」
などとちょっと疲れてきている人もいると思います。
そこで、ちょっと疲れてきて、ネガティブな気持ちになってしまった人にとって大切なことは、ちょっとした気持ちの「切り替え」です。
「切り替え」るには、皆さんそれぞれ自分にあった方法があるとは思いますが、代表的な方法をいくつか紹介します。
ネガティブな気持ちが続くと、心身の緊張によって前向きな考えに欠かせない酸素が脳に行き渡りにくくなります。
そんなときは、酸素の流入量を増やすことが大切になります。
つまり、1つ目は「深呼吸」です。
特に、「3・2・15」という呼吸法が良いと思います。
「3秒かけて空気を吸い、2秒間息をためて、15秒かけてゆっくり吐き出す。」
という流れを繰り返すと、肺が広がり、気分も徐々に落ち着きます。
2つ目は身近な人と話すことです。
特に、親身になってくれる相手と話をすると、共感や同情によって「自分は一人ではない。」という気持ちになり、頑張ったり、前向きになったりすることができます。
3つ目は感動することや魂を揺さぶることです。
本や音楽、映画などの作品を楽しんでみてください。特に、心を揺さぶり、涙を流すような作品がよいと思います。
泣いた後では、怒りや混乱、緊張、不安などの度合いが下がると言われています。
もちろん、まだまだ他にもありますし、最初にも言ったとおり、皆さんそれぞれの方法で構いませんので、「切り替え」を意識してください。
いつでも、どこでも、「切り替え」は大切ですね。
先週、世田谷区立中学校陸上競技大会が行われました。
出場した選手の皆さんお疲れ様でした。
すべての選手が全力を尽くし、素晴らしい活躍でした。
区陸の表彰は後日行います。
以上、お話は終わります。