【 メ ニ ュ ー 】

・カレーミートドッグ

・オニオンドレッシングサラダ

・冬野菜の豆乳シチュー

【 産 地 】

にんにく：青森　　生姜：高知　　豚ひき肉（パン）・玉ねぎ・大豆・鶏もも肉（シチュー）・じゃが芋・生クリーム：北海道　　人参：千葉　　シュレッドチーズ：アメリカ・オランダ・デンマーク産　　キャベツ・ブロッコリー：愛知　　きゅうり：埼玉　　ホールコーン缶：タイ産　　鶏ガラ・調理用牛乳・米粉：国産　　マッシュルーム缶：インドネシア産　　レンズ豆：アメリカ産

【 今日の 一言 】

　今日は「冬野菜の豆乳シチュー」ということで、シチューの中に「ブロッコリー」が入っています！いつものシチューと違う点は、それだけです。あとは味付けも他の材料も作り方も、全て一緒です。ですが、「冬野菜」という名前とブロッコリーの存在感で、何も特別なことや変わったことをしなくても、生徒たちには「季節感」が伝わると思います。いつものシチューのおいしさはそのままなので、ブロッコリーを苦手と感じる人も、ぜひチャレンジして欲しいです！

　２年前、給食時間に放送室にお邪魔した際、放送委員の生徒が「冬野菜の豆乳シチュー」の「ブロッコリー」をスプーンに乗せたまま、止まっていたことがありました。「ブロッコリー苦手？」と聞くと、「はい。」と言っていました。「無理をせず、一口かじってみる程度でいいんじゃないかな？野菜が苦手だった私でも食べやすいように、作ってあるよ。」と伝えたら、その直後に一口でバクッとブロッコリーを食べました。「一気に食べて大丈夫？」と、私は驚いて聞きましたが、生徒は「いける、大丈夫だった」と答えました。何がきっかけになったのかははっきりとはわかりませんが、このように生徒が「苦手な食材にチャレンジする」きっかけ作りが、今後も給食でできると嬉しいです。

　ブロッコリーは野菜の中でもトップクラスの栄養をもっており、「これを食べれば大体は大丈夫だろう」と私でも思ってしまうほどです。それくらい、ブロッコリーの栄養価は高いです。

　ですが、私もそうでしたが、苦手な子供が多いんですよね。あの味、あの見た目、気持ちは十分すぎるほどわかります。しかし、苦手といった人の中には、実は「ブロッコリーが苦手」ではなく、「茹でたブロッコリーにマヨネーズをつけて食べるのが苦手」なだけだったという場合も、けっこうありました。

　ブロッコリーといえば、茹でてマヨネーズをつけたりサラダにしたりするのが、パッと思いつく食べ方かもしれません。しかし、他にも例えば、今日のようにシチュー系の料理に入れてもいいですし、私の家ではよく「茹でたブロッコリーをフライパンでさっと油で炒めて、ニンニクと塩・こしょうで食べる」といったことをしています。調理次第で、驚くほど印象が変わりますので、興味があればぜひ試してみてください。

　それでも、同じ食材を食べ続けると必ず飽きが来ますし、いくら「栄養価が高い」と言ってもそれだけでは偏りを生じます。給食では今日ももちろん、旬の食材ブロッコリーの他にも豚ひき肉、鶏肉、大豆、玉ねぎ、人参、きゅうり、キャベツ、コーン、牛乳など、いろんな食品を使っています。「栄養バランスの基本はいろんな物から！」ということで、ご家庭でも「手に入りやすい・使いやすい物」を中心に、いろんな食べ物を選んでみてください！

栄養士　岩黒