運動会に向けて、種目の練習がピークを迎えつつあります。
さて、運動会が近づくと、生徒の中で、優勝したい、勝ちたいという気持ちの生徒が増えてきます。
すると、クラスメイトに強い口調でものを言ったり、時には配慮を欠いた表現をする場合があります。
強い口調や配慮を欠いた言葉を言われると、人は案外、頑張る気持ちを失います。
これが更に、他の生徒からの厳しい口調に繋がる、という悪循環になることさえあります。
要は、伝え方が大切なのだと思います。
そのための技術の一つがＳＳＴ、ソーシャルスキルトレーニングです。
今日、先生たちには、行事に向かう気持ちを高められるよう、いい事を見つけて誉めるようにし、その上で必要なことを指導しましょう、と話をしました。
生徒も教員も、笑顔で頑張れる運動会を目指して、あと2週間、練習が続きます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　大坂　崇
校長室だより１５