４か月弱の１学期、保護者・地域の皆様には、本校の教育活動にご理解・ご協力をいただきありがとうございました。
全体として砧中の生徒は、この１学期、とてもよく頑張ってきたと思います。
始業式・入学式、対面式、離任式、生徒総会、修学旅行、運動祭、期末テスト、終業式など、どの行事にもきらりと光る砧中生の姿がありました。
夏休みは、約６週間。いろいろなことにチャレンジできる時期でもあります。
学習、部活動、習い事、スポーツ、ボランティアなど、中学生自身が自分の力でチャレンジすることで、大きく伸びていくチャンスでもあります。
今日終業式で、生徒に次のような話をしました。
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どの学年も良く頑張った1学期。
３年生：　想い出がたくさんできた平和と歴史を学んだ修学旅行。
　　　　　運動会での最上級生の熱い姿も、素晴らしいものでした。
２年生：　とてもエネルギッシュで、一人一人の個性が豊か。
　　　　　持てる力を結集して、さらに成長できれば、と感じました。
１年生：　初めてのことも多い中、がむしゃらに頑張っていました。
　　　　　仲間と一緒に頑張る姿勢が、少しずつ高まってきました。
各学年や個人での課題もあると思いますが、２学期乗り越えていけるよう頑張りましょう。
さて、夏休みを前に、３つ提案をします。
１「バランスよく生活すること」。
　時間に追われることも少なくなり、時が少しゆっくり流れる夏休み。
　だからこそ、早寝、早起き、朝ご飯を。
　それが、脳が発育するための基礎力をつけることになります。
２「学習を振り返ること」。
　４月から学習した教科書を振り返る。
　問題集の間違えたところをやり直す。資料集を見直す。
　新しい問題集にチャレンジする。
　そして、よく理解できていないところを発見する。
　発見したら、夏休み中に解決することが大切です。
３「自分の生活を振り返ること」。
　自分に問いかけてみる・・・最近の自分はどうだろう。
　時間を大切にしているか、物を大切にしているか、健康を大切にしているか。
　他の人の気持ちや心を大切にしているか、そして、家族を大切にしているか。
　２・３年生なら、さらに、将来どんな職業に就きたいのか。
　どんな職業が自分に合っているのか。
　夢の実現にはどんな進路を選び、何を勉強すればよいのか。
　自分を振り返ることです。
生徒の皆さんが、自分の力で成長できる夏休みを・・・。
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夏休みは、教職員にとっても、落ち着いて２学期以降の授業の教材研究ができたり、行事やその他の事務、部活動などにも、じっくり取り組める時期です。
教職員の指導は、最終的に生徒の学習・教育活動に還ります。
教師の学びは、生徒の学びに直結します。
だからこそ、夏休みにいろいろなことにチャレンジほしい、学んでほしい、と教職員にも話をしました。
砧中学校に着任して４か月。
砧中には、一生懸命に頑張る人がたくさんいます。
優しい人がたくさんいます。
教職員も、生徒も。
そして、地域の方や保護者の方も、本当に良い方ばかりです。
そう感じた１学期でした。
明日から、６週間の夏休みです。
コロナウイルスの拡大も懸念されますが、その中で最大限生徒の活動が行えるように、と考えています。
夏休み、生徒が自分の得意なことや、普段できないことに精一杯チャレンジして、大きく成長することを願っています。
９月１日の始業式、生徒が逞しく成長し、元気よく登校することを願っています。
保護者・地域の皆様、１学期間、ありがとうございました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　大坂　崇