今週はいよいよ２学期が始まります。
　生徒の頑張りに期待しています。
　
　先週、コロナウイルスのため、「社会性」「自己肯定感」「規範意識」の低下を危惧するマスコミ等の報道について書きました。
　「社会性」「自己肯定感」「規範意識」は、どれもソーシャルスキル（もしくはライフスキル）の一部です。
　本校に限らず、「ソーシャルスキル」や「ライフスキル」の向上は、社会に出た時、とても大切な力になります。
　欧米では、このようなプログラムを小中学校の段階から導入し、生徒に学ばせている学校がが多くあります。
　特にイギリスやアメリカなどの英語圏では、多様なプログラムが開発されています。
　本校でも、２学期以降、生徒が「ソーシャルスキル」や「ライフスキル」を意図的に学ぶ機会を作ろうと考えています。
　生徒が社会で活躍する力を高めたい、今の生徒たちが社会に出た時「コロナ世代だから○○ができない」と言わせない、そんな思いからです。
　８月３０・３１日には、講師の方を招いて、教員がアメリカで開発された「クエストプログラム」をワークショップの形で体験します。
　２学期には、道徳などの場面でこの「プログラム」を活用した授業を行いたいと思います。（道徳授業地区公開で、その一部を実施できれば、とも考えています。）
　生徒の「ソーシャルスキル」の育成、教員の「ソーシャルスキル育成の指導力」の向上、どちらもこれからの学校では必要なことだと思います。
　砧中学校が、「未来」を視野に入れた学校として、さらに向上していけるようにと考えています。
　保護者・地域の皆様、２学期も、よろしくおねがいいたします。
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　校長　大坂　崇

☆校長室だより２９