2学期もあと1カ月
- 公開日
- 2022/11/21
- 更新日
- 2022/11/21
校長室より
立冬を過ぎ、2学期も1か月ほどとなりました。
コロナウイルスも第8波と呼ばれ、感染が拡大しています。インフルエンザとの同時流行も懸念され、予断を許さない状況にあります。
以前、コロナウイルスの影響で、協働的な活動等の制約やマスク着用で人の表情が見えないことが、生徒の人間関係作りの力やこの後の人生での社会性に大きく影響するのではないか、というマスコミの話を引用しました。
私は、人間関係作りには、2つの側面があると思っています。
「表情や体の動きを読む」「心情を慮る」「相手の言葉を理解する」というインプットの面。もう一つは、「自分の良い表情・体の動きを作る」「伝わる言葉や表現を選択する」「相手の様子を観察し相手の次の言動を予測する」というアウトプットの面です。
「コロナウイルスがあったからその力がついていない」ではなく、「コロナウイルスのことがあったけれどきちんとその力がついている」砧中生に、と願っています。
基になるのは、コミュニケーションの力・協働の力です。
I組と1年生の移動教室、2年生の職場体験、全校で取り組んだ学芸発表会など、2学期の行事には、このような力をつける活動がたくさんありました。
今後も砧中学校での教育活動の中で、様々な人(仲間や先生、その他の大人)と積極的なコミュニケーションを図り、人間関係づくりの力を生徒自身が高められるように、と考えています。
日々寒くなってまいりますが、地域・保護者の皆様も健康に留意され、生徒の活動をご支援いただければ幸いです。
校長 大坂 崇
☆校長室だより43