今朝、駅から学校に向かって歩いていると、受験でしょうか、発表でしょうか、駅に向かう３年生に会いました。緊張した面持ちであいさつをしてくれました。
　また、私立高校の推薦受験も始まり、その結果を報告に来る３年生もいます。
　これから３年生にとっては一番大変な時期を迎えますが、前向きに一人一人の進路が切り開かれていくことを願っています。

　さて、私が以前勤めていた学校の近くに、モノづくりの会社がありました。
　その会社の看板には、次のようなドイツ語の文章が書いてありました。
　　〜 Übung Macht Meister. 〜
　それぞれの単語の意味は・・・
　Übung（ユーブンク）⇒ 練習・訓練・努力（英語の「exercise」）
　macht（マハト）⇒ 作る「machen」の３人称単数現在形（英語の「makes」）
　Meister（マイスター）⇒ 一流の職人・熟達者（英語の「master」）
　日本語では、「訓練が熟達者を作る」という意味です。
　もう少し平たく言えば、「努力が一流を作る」といったところでしょうか。

　私は、砧中が「一番であってほしい」「一流であってほしい」と願っています。
　そのためには、教職員・保護者・地域が互いに協力・協働して、生徒のために力を結集して、「共に努力すること」も大切、と感じています。
　　〜 Übung Macht Meister. 〜
　進路に直面する３年生にも、応援の気持ちでこの言葉を送りたいと思います。

　　　　　　　　校長　大坂　崇

☆校長室だより５２