☆2月14日(火)の給食
- 公開日
- 2023/02/15
- 更新日
- 2023/02/20
給食
【 メ ニ ュ ー 】
・えびピラフ チリコンカン添え
・ウインナーと野菜のスープ ・チョコチップケーキ
【 産 地 】
米:山形(つや姫) パセリ:千葉 にんにく:青森 人参:千葉
ベーコン:千葉 玉ねぎ:北海道 えび:インド産
ピーマン:茨城 豚ひき肉:北海道 豚レバーミンチ:国産
大豆:北海道 ウインナー:東京都 鶏ガラ:国産 小松菜:茨城
マッシュルーム缶:インドネシア産 ホールコーン:アメリカ産
じゃが芋:北海道 キャベツ:愛知 卵:栃木
調理用牛乳:東京牛乳
【 今日 の 一言 】
今日は全て新メニュー!「えびピラフ・チリコンカン添え」と「ウインナーと野菜のスープ」、デザートに「チョコチップケーキ」です。常に不測の事態が生じやすい調理現場において、全て新メニューは非常に神経を使います。まずは何事もなく調理を終えられてよかったです。
今日の主役は「チョコチップケーキ」!これに適した食べ合わせと栄養バランス、ちょうどいいボリュームになるようメニューを揃えました。とにかく、献立作成も実際の調理も大変でした。
えびピラフはえびの風味を感じながらも、チリコンカンと合わせるので味は薄すぎず、濃すぎずを目指しました。ご飯にパセリを混ぜる予定でしたが、それだと均一に混ざりにくいと考え、調理員さんがピラフの具とパセリを混ぜてからご飯に加えるという工夫をしてくれました。そのおかげで、彩り豊かなピラフになりました。
今日のメニューは、肉・魚などの主菜を加えるとボリュームが多すぎるのと、野菜の栄養が足りなくなってしまうので、チリコンカンを添えることにしました。チリコンカンのおかげで、野菜と肉・豆から栄養をとることができ、食べ合わせも良いので、今日のメニューが成り立っています。
チリコンカンはチリパウダーを効かせたアメリカ・テキサス州の料理です。玉ねぎ、ひき肉、豆、トマトを煮込んで、香辛料を加えています。しかし、思ったよりも水分が少なくてボソボソ気味、トマトの酸味も目立っていました。中学生好みの味にするには、もう少し何とかしたい、そう悩んでいたら…
チーフからありがたいご助言が!「ガラスープを加えたらどうでしょうか?煮て混ぜて乳化(水と油が均一に混ざること)させて、さらに塩を加えればトマトの甘味を引き出せます。」
さっそく、その日に取っていた「鶏ガラスープ」を加えました。スープの油分がチリコンカンの味をまろやかにしてくれた気がします。また、水分が加わったことで、ピラフと一緒に食べやすくなりました。そして、塩を加えてちょっと煮ただけで、トマトの甘味がすぐに出てきたことも驚きでした。
最後に、チョコチップケーキは小麦粉とベーキングパウダーを3回ふるい、ココアパウダー・卵・砂糖・溶かしバター・牛乳・チョコチップを混ぜて生地を作りました。なかなか粘度が強いので混ぜるのが大変な様子でしたが、調理員さんが丁寧に均一に混ぜてくれたことで、きれいな生地ができました。その後、鉄板に生地を流し入れて、上から残っているチョコチップをふりかけてから、オーブンで焼き上げました。最後に、粉砂糖をかければ出来上がりです!これも、調理員さんが粉砂糖の量を調整しながら全体にまんべんなくかけてくれたおかげで、全クラス分のケーキがきれいにおいしくでき上がりました。
このように、今日の新メニューは全て現場での一工夫と、調理員さんたちの努力と技術をレシピに加えてもらったおかげで出来上がっています。これを元に、私もさらにレシピの改良ができました。やはり、おいしくて安全な給食を作るには、調理員さんたちの力と、現場でのチームワークが不可欠です。