【 メ ニ ュ ー 】

・赤飯　　・とり肉のから揚げ
・和風しらすサラダ　　・桜のすまし汁


【 産 地 】

米（つや姫）：山形　　もち米・ささげ（豆）：国産
黒ごま：ミャンマー　　にんにく：青森　　生姜：高知
白ごま：スーダン・パラグアイ　　鶏もも肉：北海道
キャベツ：愛知　　人参・ねぎ：千葉　　もやし：栃木
しらす・小松菜：茨城　　豆腐：愛知・佐賀
油揚げ：アメリカ・カナダ産大豆　　大根：神奈川
えのき：新潟


【 今日 の 一言 】

　今日は、３年生の給食最後の日となります。給食を食べたら５・６時間目は無しで下校になります。そして、あっという間に明日は卒業式です。生徒たちそれぞれが、最後の中学校生活を悔いのないように過ごしてくれていたら、私たちも安心です。

　今日のメニューは「お赤飯」、大人気の「鶏肉の唐揚げ」、カルシウムがたくさんとれるよう「和風しらすサラダ」、春の門出をイメージした「桜のすまし汁」です。栄養士と調理員さんたちから「３年生の卒業、１年生・２年生の進級、おめでとう！」という、お祝いの気持ちを込めました！

　赤飯は、本来は「ささげ」という豆を使います。しかし、最近では国産・外国産を問わず給食では手に入りにくく、去年は業者さんから「どうしても手に入らない」と言われたので、「小豆」で代用しました。小豆は皮が破けやすく、破けた物は「せっぷく豆」と呼ばれて縁起が悪いため、なるべく小豆は使いたくなかったのですが、仕方ありませんでした。しかし、調理員さんのおかげで皮がほとんど破けることなく、上手くできました。
　そして今年はついに、念願の国産の「ささげ」が手に入ったので、給食で使うことができました！炊けた赤飯の「赤色」がとてもきれい！ささげもふっくらしていてやわらかい！とても美味しい赤飯でした。子供たちからは時々、「豆が苦手だから赤飯はやだなあ。」と言われることがありますが、「お赤飯」は昔からお祝い事のときに出すという伝統的な風習があります。
　子供たちには「好き・嫌い」というだけではなく、「お祝いしたい」という作り手の思いがあることを知ってもらい、伝統的な食文化を継承していけたらと思っています。そのためにも、これからも給食で出していくつもりなので、よろしくお願いします。

　鶏肉の唐揚げは、衣に片栗粉を使っているのでサクサクの揚がり具合！肉は酒・みりん・醤油・にんにく・生姜に漬け込んでいるので、しっかりとした味わいです！今日は給食室で確保している予備分は最小限にして、３年生を中心にできる限り「おまけ」として、各クラス多めに入れさせてもらいました！

　今日で３年生は、９年間続いた学校給食の終わりを迎えます。きっと最後の片付けまでしっかりとしてくれたことだと思います。これから先は、自分で食事の内容を考えることが多くなるはずです。どうすればいいか迷った時は、給食のメニューを思い出してください！ご飯の時は、パンの時は、カレーの時は…おかずはこれだった！
　そうやって思い返してもらえれば、自然とバランスのとれた食事ができるようになります。自分で作れなかったら、お店で似た内容のおかずを買えばいいんです。作りたいと思ったら、カレーライスなど作りやすい、イメージしやすい料理から始めていき、少しずつ慣れていけばいいんです。
　これから先も、前向きな気持ちでチャレンジすることを忘れずに、いろいろなことに興味を持って、成長し続けてください！



栄養士　岩黒