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☆1月27日(月)の給食

公開日
2025/01/27
更新日
2025/01/27

給食

【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯  ・くじらの竜田揚げ
・にらもやしのごま風味  ・すいとん


【 産 地 】

米(つや姫):山形  にんにく:青森  生姜:高知
ニタリクジラ:北西太平洋  にら・もやし:栃木
ごま:スーダン・パラグアイ産  鶏もも肉:北海道  
人参・ねぎ:千葉  油揚げ:アメリカ・カナダ原料
大根:神奈川  干し椎茸:岩手  小松菜:茨城
レンズ豆:アメリカ産


【 今日の 一言 】

 1月24日から1月30日までは、「全国学校給食週間」です。戦争により、一時途絶えてしまった学校給食。戦後の食糧難の時代に、世界中から物資の支援を受けて、昭和22年12月24日に、学校給食が無事再開されました。これを記念して、冬休みと重ならない翌月の1月24日から1月30日までの7日間を、「全国学校給食週間」と定めました。
 毎日食べることができることへの「ありがたみ」と、給食への「感謝の気持ち」を忘れないようにして、これからも「学校給食」という素晴らしい文化と、伝統的な料理を、未来へ伝えていきましょう!

 さて、その初日の給食は、昔の給食の代表的な存在である「くじらの竜田揚げ」です!味見して感じたことは、やはり匂いや味にクセがあり、身も少しばかり歯応えがあるということです。鹿肉や猪肉などのいわゆる「ジビエ」なども、こんな感じなのかなと想像が膨らみます。
 給食ではこの時期に合わせて毎年使っているので、その匂いが気にならないように、毎回生姜・にんにくなどを加えて下味を漬けています。また、「身の固さ」が「中学校の短い給食時間」の障害とならないよう、「切身」ではなく「2センチ角」の小さいコロコロしたサイズの物を使っています。「1人1枚」といったわかりやすい形ではないので、お昼の放送で「大体1人6個くらいだよ」と伝えました。教室を回ってみると、準備で混乱しているクラスは1つもなかったので、安心しました。
 今ではあまり食べられない「くじら」ですが、昔は「鶏肉」や「豚肉」が手に入りにくく、この「くじら」こそが人々の「体を作るもと」「タンパク源」だった時代がありました。今日の給食で、生徒たちが「くじらを食べた」という経験が、歴史の理解をより深めることと、将来の「食の選択の幅」を広げることへと、役立ててもらえればと思います。

 そして、もう1つの特別メニューである「すいとん」の「団子」は、調理員さんが小麦粉・水をこねて生地を作り、それを1つ1つちぎって茹でて用意しています。「すいとん」は戦後の食糧不足の時代、人々のお腹を満たし、食生活を支えてくれた料理です。その歴史の深さに思いを馳せて食べてもらえると、今後の食事で「1つ1つの料理に興味・関心をもって食べる」という習慣をもつことにつながるかもしれません。何にでも興味・関心をもつことは、今後の成長や学力向上にとても役立つはずです。
 しかしこの料理、給食で作るとやっぱりめちゃくちゃ大変!庶民的な料理であっても、給食にとっては「試練」や「難関」と言ってもいい料理でした!これもやはり、1年に1回くらいの特別な料理でいいと、改めて思いました。大きいタライ2つ分の大きな生地を、ひたすらちぎって茹でて団子を作ってくれた調理員さんたち、本当にありがとうございました!
 団子は、家庭でなら直接鍋に入れてもいいかもしれませんが、給食では量が量だけに、1度別の釜で茹でてから、最後に料理と合わせます。こうすることで、濁りが防げます。朝イチでとったカツオ節のだし汁。一度炒めた鶏肉と人参にだし汁を合わせて、大根と干し椎茸を加えることで、和風の香りがただよい、うま味もしっかりと出ます。油揚げのほどよい油でコクが出て、塩と薄口醤油により味がさらに引き立ちます。最後に団子と長ネギ、下茹でした小松菜を加えれば、とても美味しい「すいとん」の完成です!生徒たちにも気に入ってもらえたら、嬉しいなー!



栄養士 岩黒