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☆2月7日(金)の給食

公開日
2025/02/07
更新日
2025/02/07

給食

【 メ ニ ュ ー 】

・炊き込みおこわ  ・鶏肉の生姜焼き
・野菜の辛子醤油和え  ・おでん


【 産 地 】

米(つや姫):山形  にんにく:青森  生姜:高知
もち米:国産  油揚げ:アメリカ・カナダ産大豆
豚肩ロース:青森  人参:鹿児島  えのき:新潟
ねぎ・小松菜:茨城  たけのこ水煮:福岡・熊本
鶏もも肉切身:北海道  レンズ豆:アメリカ産
白ごま:スーダン・パラグアイ産  もやし:栃木
大根:神奈川  じゃが芋:長崎  白滝:群馬
結び昆布:釧路産  うずら卵:愛知


【 今日の 一言 】

 今日はおでんです!砧中では、実に2年ぶりの登場です!
 おでんは、実は給食にとっては「鬼門」と言っていいほど、残菜が出やすい料理です。ですが古くから親しまれており、末長く未来にまで伝えていきたい日本料理でもあります。大変難しいですが、中学生たちの苦手意識が飛ぶようなレシピを目指したいと、四苦八苦しておりました。

 2年前に実施したときは、これまでの小学校で人気だったレシピを参考にしながら、具材を多くしすぎてボリュームが出てしまわないように、具材を厳選して作りました。使ったのは大根・じゃが芋・さつま揚げ・ちくわ・揚げボール・昆布・こんにゃく・うずら卵・ウインナーでした。しかし、食べてみると肉系の具がゴロゴロとしており、お世辞にも食べやすいといった出来ではありませんでした。また、ウインナーから「肉のジューシーさ」があまり出なかったことも誤算でした。イマイチなレシピにより、最善を尽くしてくれた調理員さんたちに申し訳ない気持ちだったことを思い出します。

 そして、去年度は私自身が恐れてしまい、献立には入れていませんでした。しかし、この3年間で最も食べ具合が安定している今年度ならいけるのでは!?勇気を出してチャレンジです!…私立入試直前で3年生のお休みの多さが予想以上で、タイミングとしてはよろしくありませんでしたが。

 今回の大きな変更点は、具の種類と量を減らし、汁の量を増やしたことです。具材は大根・じゃが芋をメインに、後は少しずつ白滝・結び昆布・ちくわ・さつま揚げ・うずら卵・レンズ豆です。これまで「おでん」は「肉じゃが」的な位置付けで考えていましたが、今回は「みそ汁」的な軽めに食べられる料理として考えることにしました。しかし、それだと栄養価が足りなくなってしまう。それを補うために、具材にレンズ豆を入れたのと、今回は主菜の「鶏肉の生姜焼き」も付けて4品メニューとして出しました。それによって、「軽めに食べられるおでん」が実現しました!
 肝心の味は…最高に美味しい!柔らかく煮た大根・じゃが芋の合間に少しずつ感じる白滝・昆布・ちくわ・さつま揚げ・卵などの素材の味!おでんの美味しさを十分に堪能できるし、量も多くないので苦しくなく完食できました!今回本当にありがたかったのは、大根・じゃが芋だけを柔らかく煮上がるように調整してくれた調理員さんたち!練り物からのダシのうま味も感じて、本当に職人技でした!

 おこわもふっくら炊けていて、豚肩ロースのジューシーさとカツオだしの風味も感じて最高!うちの混ぜご飯は本当に美味しい!
 鶏肉の生姜焼きは言うまでもなく美味しかったですし、野菜の辛子醤油和えは「おでん」との相性も最高でした!辛子の量を増やして目立たせたのがよかったです。

 ただ、3年生の先生によるとやはり「美味しかったけど残してしまった」そうで、残菜はある程度出てしまうと思います。お休みの人がすごく多かったので、仕方がない!
 ただ、今日はカナダから国際交流で来た生徒と引率の先生たちが給食を食べたのですが、おでんが美味しかったとのことです。特に「昆布」を気に入ってもらえたようです。国際的に砧中の給食が認められた!?言い過ぎかもしれませんが、本当に美味しくできたのだと思います。来週、調理員さんに伝えなければ!



栄養士 岩黒