☆2月20日(木)の給食
- 公開日
- 2025/02/20
- 更新日
- 2025/02/20
給食
【 メ ニ ュ ー 】
・わかめご飯
・ベーコンの厚焼き卵
・ほうれん草のお浸し
・呉汁
【 産 地 】
米(つや姫):山形 人参:鹿児島 白ごま:スーダン・パラグアイ産 レンズ豆:アメリカ産 玉ねぎ・鶏もも肉(呉汁)・大豆:北海道 干し椎茸:岩手 卵・もやし:栃木 ベーコン(卵焼き)・ねぎ:千葉 ほうれん草:東京 えのき:新潟 油揚げ・豆乳:アメリカ・カナダ産大豆 大根:神奈川
【 今日の 一言 】
今日の「ベーコンの厚焼き卵」は、実は新メニューです。砧中の給食で出てくる卵焼き料理には、主に和風の「五目卵焼き」と洋風の「チーズオムレツ」の2種類があります。このうち和風の「五目卵焼き」は、中に干し椎茸やしらすなどが入っており、ダシとジューシーな食感でとても美味しいと思うのですが、子供達は苦手なのか、なぜか残菜が多い!
そこで、新しい和風の卵焼きを開発したいと思い、人気の「チーズオムレツ」にならって作ったのが、この「ベーコンの厚焼き卵」です!まず、具にはベーコン・人参・玉ねぎ・干し椎茸を使っています。五目卵焼きで使った「しらす」と「糸みつば」は、今回入れていません。干し椎茸はジューシーな食感を出してくれて、さらにダシのうま味を追加してくれるので必須です。五目卵焼きは卵液に具だけを混ぜて焼きますが、チーズオムレツの場合はベーコン・玉ねぎ・チーズなどの具の他に、液体である「牛乳」も入ります。それを参考にして、今回は「だし汁」を卵液に加えました。これにより、生徒好みの柔らかい食感の卵焼きになるかもしれません。
ですが、実際に焼き上がるまで不安は尽きません。「五目卵焼きと同じくらい硬いかも?」「ベーコンが和風の味に合わない」「量が多すぎ」「固まらない」、嫌な予感が消えない中、焼き上がるのを待ちました。すると、味は悪くない!そして、柔らかめに仕上がっている!ベーコンと他の具との味・調味料・卵の食感など、それぞれがバラバラになることもなく、きちんとまとまっていました。強いて言うなら、砂糖がちょっと多かったかな?次回は減らそうと思いますが、料理としては十分に成立しています。五目卵焼きよりも、こっちの方が子供達に好かれやすい気がします。残菜の結果はまだわかりませんが、場合によっては和食の卵焼きはこちらを主流にし、和風の卵焼きも人気が出てきたら、「五目卵焼き」を時々出すようにするといいかもしれません。
というわけで今日のメインは卵焼きでしたが、主食はご飯です。組み合わせとしては万人受けする物ではないので、少しでも食べ進めやすいように「わかめご飯」にしています。
副菜は、久しぶりに「ほうれん草」を使ったお浸しです。調味料で煮含めた油揚げが味のアクセントとなっていて美味しい!「ほうれん草」と「卵焼き」って、個人的に味の相性がいい気がするので、献立に入れました。緑黄色野菜としての栄養もたっぷりです!
そして汁物は、大豆と豆乳を使った「呉汁」です。卵焼きは意外にヘルシーなので、汁物は栄養たっぷりにして、エネルギーを補っています。大豆は昔から「畑の肉」と呼ばれており、人々の健康を支えてきました。今でも、給食で大活躍していますね!
明日はいよいよ都立入試なので、今日も3年生のお休みが予想どおり多かったです。そこで、実際の人数を考慮した数で、調理員さんに卵焼きを切ってもらいました。そのため、数がものすごく余るといったことはありませんでした。無駄なく今日いる生徒たちに行き渡って、大変ありがたいです。来週は入試も終わっていますが、期末考査前です。ハードスケジュールですが、たくさんの生徒が来てくれることを心待ちにしています。
栄養士 岩黒