【 メ ニ ュ ー 】

・中華おこわ

・白身魚のあずま煮

・にらもやしのごま風味

・若竹汁

【 産 地 】

米（つや姫）：山形　　もち米・ねぎ：千葉　　豚肩ロース：青森　　干し椎茸：岩手　　生姜：高知　　ホキ（白身魚）：ニュージーランド産　　人参：徳島　　たけのこ（新物）：熊本・愛媛　　米粉：国産　　もやし・にら：栃木　　油揚げ：カナダ産大豆　　レンズ豆：アメリカ産　　白ごま：スーダン・パラグアイ産　　豆腐：愛知・佐賀　　わかめ：三陸

【 今日の 一言 】

　今日から５月がスタートです。ふりかえ休日の関係で、砧中は明日からひと足早く連休に入ります。連休中には「こどもの日」という行事があります。昔から、この日には「竹の葉」で「おこわ」を包んだ「ちまき」という料理を食べる風習があります。しかし、給食では「ちまき」を作ることは難しいため、砧中では毎年「ちまき」の中身にあたる「中華おこわ」を出しています。

　しかしながらこの「中華おこわ」、とても美味しいです！お米は、いつもの「つや姫」と「もち米」を半々にして炊飯しています。炊き上がりはふっくらもちもち！具材にはジューシーな豚肩ロースとダシがたっぷりな椎茸、そして醤油・砂糖の甘辛さとオイスターソースのうま味もたっぷりと加わっており、とても満足いく味わいでした！さらにおかずと合わせて食べても気持ちがいいように、ほどよい濃さになっていますので、ご安心を！

　若竹汁の「若竹（わかたけ）」とは、「わかめ」と「たけのこ」を合わせた料理に付けられる名称で、わが国では「若竹煮」をはじめとした伝統的な料理があります。この２つは味の相性が良いともされており、何よりも「若竹（わかたけ）」という言葉の響きがエネルギーあふれる若者、つまり元気いっぱいの中学生にぴったりだと個人的に思っています！（笑）

　季節感も与えてくれる料理です。新物のたけのこを食べられる機会も限られています。すっきりとした味になっており、今日のメニューともよく合うので、ぜひ食べて欲しいです！

　そして、「白身魚のあずま煮」ですが、「煮」という名前が付いていますが、作り方は魚に粉をまぶして揚げて、最後にタレをかける料理です。

　実はこの料理、昔の関東地方の給食から誕生したと言われており、東を指す「あずま」という言葉はそこから来ているそうです。

　白身魚の柔らかい身と衣のサクサクとした食感、甘いタレが染み込んでとても美味しく、砧中でも大人気の魚料理です！昔も今も、きっとたくさんの子ども達に魚のおいしさを伝えてきたことでしょう！

　今日もたくさん食べてください！

栄養士　岩黒