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☆6月30日(月)の給食

公開日
2025/07/01
更新日
2025/07/01

給食

【 メ ニ ュ ー 】


・イワシの蒲焼き丼

・春雨中華サラダ

・冬瓜のスープ



【 産 地 】


米(つや姫):山形  イワシ開き:千葉(銚子)  生姜:高知  鶏ももひき肉(スープ):北海道  きゅうり:秋田  人参:和歌山  春雨:九州産さつま芋・北海道産じゃが芋原料  ハム:埼玉  もやし:栃木  えのき:新潟  冬瓜:神奈川  白ごま:スーダン・パラグアイ産  豆腐:愛知・佐賀  ねぎ:茨城



【 今日の 一言 】


 1日遅れの紹介となってしまい、申し訳ありませんでした。6月最後の給食は、サクサクに揚がったイワシと甘辛いタレがたまらない「イワシの蒲焼き丼」、暑い季節でも食べやすい「春雨中華サラダ」、旬の食材「冬瓜(とうがん)」を使ったスープです!


 実はこの日の給食は、私も私用で食べることができませんでした。しかし、イワシは700枚中9枚しか残菜がかえってこなかったそうです。4年前に比べると、本当に魚の残菜が減ったと思います。

 ご飯の残菜は8%とまだ少ないと言える範囲ですが、これまでに比べると少しずつ増えてきています。先週の期末考査を経て、気温もさらに暑くなってくるこの時期、そして1学期の終わりもあと少しと迫ってきてはいますが、今までのたまった疲れを感じている人もいるのではないでしょうか?お休みの生徒も少しずつ増えてきたようにも見えます。残菜が増えるのは仕方ないと思いますが、なるべくたくさん食べて、少しでも栄養をとるようにしてください。


 春雨中華サラダは、残菜率が1%でした。春雨のツルッとした喉越しと、ごま油を中心としたドレッシングとハムとの味の組み合わせ、サラダ特有の冷たさが人気のひみつ!本来は中華料理のメニューとよく組み合わせまていますが、今日は食べやすさ重視で献立に入れました。こちらは、結果からもたくさん食べてくれたことがわかります。喜んでもらえたようで何よりです!


 冬瓜は、今の時期はスーパーなどで見かける野菜です。緑色の大きなラグビーボールのような形をしており、丸ごとだったり少しの大きさにカットされたりして売られています。「冬」という名前が付いていますが、旬の時期は「夏」です。この名前は、「冬までとっておくことができる」ことに由来しているそうです。冷蔵庫のない昔の時代には、厳しい冬を乗り越えるために人々から重宝されてきたのでしょう。

 その食感は火を入れるととても柔らかくなり、まるで「よく煮込んだトロトロの大根」のようです。また、肉との相性もいいので、鶏ひき肉を具材に加えています。そして、薄口醤油と塩で「汁に色をつけない」ように味付けをし、最後にごま油と生姜で香り付け、水溶き片栗粉でほんの少しとろみ付けをしました。

 しかしながら、残菜は14%と多めでした。例年、10%を下回ってきたのですが、今年度は冬瓜に対して生徒たちのガードが固かったようです。しかし、「未知の食材」との対面の場を設けるのも、給食の役割の1つ!実は9月にもこの料理を予定しております。2回目は一体どうなるのか?今から楽しみです。

 冬瓜はミネラルと水分が多く、体を冷やす、熱中症予防などに効果があると言われています。味にクセもなく、その柔らかい食感から来る「美味しさ」に気づくことができると思うので、次回もよろしくお願いします!




栄養士 岩黒