☆7月4日(金)の給食
- 公開日
- 2025/07/04
- 更新日
- 2025/07/04
給食
【 メ ニ ュ ー 】
・ご飯
・はりはりゆで野菜
・豆腐と野菜のピリ辛あんかけ
・冷凍みかん
【 産 地 】
米(つや姫):山形 切干大根:宮崎 キャベツ:茨城 春雨:九州産さつま芋・北海道産じゃが芋でんぷん ちりめんじゃこ:広島 にんにく・いか:青森 生姜:高知 豚肩ロース・豚ひき肉:北海道 玉ねぎ・むきえび:佐賀 人参:和歌山 たけのこ水煮:熊本・福岡 鶏ガラ:国産 干し椎茸:岩手 チンゲンサイ:栃木 うずら卵:愛知 レンズ豆:アメリカ産 豆腐:愛知・佐賀 万能ねぎ:福岡 白ごま:スーダン・パラグアイ産
【 今日の 一言 】
今週は献立を作る者として、私の反省点がたくさんありました。6月30日(月)の春雨サラダ、7月1日(火)の春雨スープ、そして今日のはりはりゆで野菜、全てに春雨を使っています。1週間で、それほど使用頻度の多くない食材を3回登場させてしまったことは、反省です。気にならない生徒もいると思いますが、もし春雨が苦手な生徒がいたら、きつい1週間だったと思います。これまでの栄養士経験の中でも、苦手な食材が週に3回出ると、児童・生徒が「最近多いです」と伝えに来ることがありました。魚、ホールコーンなどが、食材の例として上げられます。今後は気をつけていきたいですが、献立として決まっている以上、美味しく食べられるように最善を尽くしました。
はりはりゆで野菜は、切干大根ときゅうり・キャベツ・春雨・ちりめんじゃこが入っています。伝統料理の「はりはり漬け」からアレンジされた給食メニューで、野菜と切干大根の「シャキシャキ」「パリパリ」の食感に春雨の柔らかくツルッとした食感が加わり、ちりめんじゃこの塩気とドレッシングによって、夏場でも美味しく食べられる味になっています。夏バテ予防に効果のある野菜の栄養と水分だけでなく、小魚からカルシウムもとることができます。
今日も美味しくできました。元々春雨の使用量がそれほど多くない料理だったので、おそらく気にならないと思いますが、今後も引き続き注意していきます。
豆腐と野菜のピリ辛あんかけは、様々な具材からのうま味と豆板醤によるピリ辛風味によって、深い味わいに仕上がっています。元はご飯にかけるメニューでしたが、おかずとして別に盛り付ける形に変えたことで、生徒がたくさん食べてくれるようになりました。おそらくこの盛り付け方が、この料理を最高に美味しく食べることができる形なのでしょう。
具材には、豚ひき肉・豚肩ロース・玉ねぎ・たけのこ・人参・チンゲンサイ・万能ねぎと、うま味たっぷりな干し椎茸・えび・いかと、うずら卵・豆腐・レンズ豆が入っています。様々な食材が入ることによって、栄養バランスは自然ととれていきます。さらに、元から栄養豊富な卵・豆腐・レンズ豆によって、栄養価がとても高くなっています。今日も、暑さによってダレてしまう気持ちを吹き飛ばしてくれる、心地よいピリ辛風味でした。ぜひ、たくさん食べてください!
冷凍みかんも冷たくて心地よい!しかし、今年はみかん不足が深刻なようです。例えば、みかんの缶詰に関しては、国産の物が手に入らないといった連絡がすでに数件届いています。今回の冷凍みかんも、いつもの「Sサイズ」よりも小さめの「2Sサイズ」でないと手に入りませんでした。環境の変化によって、今後も常に自分の食べたい物が手に入る、という時代ではなくなってくるかもしれません。いざという時に備えて、新しい物・いろんな物を食べようとする習慣と心を身に付けて、生きる力をみなさんがそれぞれもつようにしましょう!
栄養士 岩黒