東京ダルク「薬物乱用防止」講話
- 公開日
- 2015/07/13
- 更新日
- 2015/07/13
できごと
7月11日(土)本校の「セイフティ教室」では、毎年2年生を対象に東京ダルクの方と保護司の福井さんに、本当の薬物の恐ろしさを自らの体験を通じて話をしていただいています。ダルクとは薬物(アルコール、覚せい剤、合法ドラッグ、向精神薬、風邪薬、痛み止めなどの様々な薬のほかあらゆる依存症)がやめたくてもやめられなくなる事態に陥った人達が回復を目指す民間のリハビリ施設です。スタッフも薬物依存からの回復者だそうです。
「中学時代は、野球部でピッチャーで四番。桜丘中学校との準決勝で、ホームランをこのグランドで打って勝ったんです。」というお話。甲子園に行くような高校に推薦で入ったら、周囲は全国から集まった自分よりうまい選手ばかり。自信をなくしてつい薬物に手をだした。といってもその薬物は誰でも手に入る市販の咳止めだった・・・・。
簡単に薬物は手に入る。身近な人から薬物に誘われる。その時、勇気をもって「しない」とことわれるか。いつも桜丘中学校で教えている「空気など読まないでいい」「自分の考えをしっかり持ち、それを伝えられる」が大切ですね。
薬物依存から脱して、幸せな第二の人生を歩まれているお二人に、ぜひエールを送りたいと思います。