先生!これっ!これこれ!!
- 公開日
- 2015/02/20
- 更新日
- 2015/02/20
千歳台の給食
興奮して声をかけてくれたのは5−3の
お友だちです。
「これめっちゃうまい!!最高!」
「これ」じゃなくて、「きな粉芋」って
いうんだよ。名前を覚えてね。
そんな自分の言葉は届かず、必死で美味
しいことを表現してくれるみんな。
嬉しいな〜と心から思えます。
美味しいと意見を寄せてくれたのは5−
3のお友だちだけではありませんでした。
4−3のお友だちも、私を遠くで見つけ
るや否や、
「先生、きな粉のやつ美味しかった〜!」
と大きな声で感想を伝えてくれました。
美味しいといって食べてくれてありがと
う!作り手にとってこれほど嬉しいこと
はありません。
ただ裏話を一つ紹介させてください。
初めて作る料理はその作る際に調理員に
具体的な作り方の説明やこの料理を作っ
た理由を共通で理解出来ていることが求
められます。
きな粉芋は今回初めて作る献立です。
調理員さんに、作る時のイメージや完成
図、この料理ができるまでに巡らされた
思考や献立に対する思いを伝えることが
必要でした。
しかし、それが調理員に上手く伝わって
いなかったため、給食を作り終わった後、
良かったと胸をなでおろしている調理員
の姿を見て、きっと不安な思いにさせて
しまったんだなと反省しました。
給食は栄養士だけでは出来ません。
献立を考える栄養士と、それを形にする
調理員が意思疎通出来て初めてできるも
のです。
今回の経験を通して、献立を作る際だけ
でなく、それを調理員に正確に伝えるこ
とにも力を注いで行って行こうと思いま
した。