学校日記

3日 生 VS 蒸

公開日
2015/07/07
更新日
2015/07/07

千歳台の給食

ジャージャー麺はツルッとしたのどごしや麺の食感を
考えたら生麺の方がおいしく食べてもらえる!
そう考える自分と、
蒸し中華麺の方がゆでた後に麺が伸びてしまうリスク
が少ないからおいしく食べてもらえる!
と考える調理員。
意見が割れました。

味はもちろん大切だけど、麺が伸びてしまってはおい
しく食べられる物も台無しです。調理員のいうことは
ごもっともだと思いました。

しっかりとした情報を元に判断をしなくてはいけない。
そう考えた末、栄養士仲間に相談し、麺屋さんに話を
伺いました。
栄養士の中では蒸し中華麺と生中華麺を使う頻度は半
々。続けて麺屋さんにきいてみると、
「ジャージャー麺にするなら生の方がおいしくできる
よ。ただ水温が大切で、ゆでた後にしっかりと麺をし
めることができるなら生中華麺がおすすめだね。」
との回答。
「水温は今30度前後ですが、どうでしょうか?」
ときくと、
「30度だったらなんら問題はないよ。ゆでた後にき
つめに麺をしめてあげればおいしいジャージャー麺が
できるよ。」
と教えていただきました。さすが麺屋さん。とても信
頼ある言葉をいただけて勉強になりました。

早速調理員にその話を持っていくと、
「麺屋さんがそういうならやりましょう!」
と快く受け入れてくださいました。
根拠を持って話し合い、お互いの理解の元に物事を進
めていくことってとても大切だな。
麺を通してとても大切なことを学べた気がしました。
調理員とのチームワークは給食の味に大きく影響する
と考えています。お互いに真剣なので、意見の衝突も
時々ありますが、しっかりと向き合って給食を作れて
いることは本当に幸せなことだと思います。
これからも調理員と真剣に語り合うことで、最高の給
食を出せるよう頑張りたいと思います。