学校日記

9月15日 ピカタって何?

公開日
2015/10/19
更新日
2015/10/19

千歳台の給食

ピカタとはイタリア料理の一つで、ピッカータと
も呼ばれます。ピカタはお肉に塩こしょうで味を
つけてから小麦粉をつけてチーズと卵で絡めて焼
いた料理です。今ではお肉の代わりに豆腐のピカ
タやズッキーニのピカタなどもありますが、今回
は魚を使ってピカタを作ってみました。
最近感じることは、魚を苦手だという子供たちが
多いことです。話を聞くと、お家で魚を普段から
食べる子は魚料理にあまり抵抗がないようですが、
あまりお家で魚を食べない子はどうやら魚料理を
苦手だと感じる傾向が強いようです。
「そうか…では魚が苦手な子でも食べられる工夫
が必要だな…給食ではどんな工夫ができるかな…」
考えた結果チャレンジしてみた魚料理がこのピカ
タです。なにせこのピカタには子供が食べやすい
ように衣をつけてあることと、上にはマヨネーズ
が苦手でも食べられるオーロラソースをかけてあ
るからです。
給食の時間。ランチルームで食べる子供たちに感
想を聞くと、「これが魚だって気づかなかった!」
「オーロラソースがおいしい!」
との感想をいただけました。作戦成功!
(ただ、「魚だと気づかなかった」という感想は、
嬉しい反面、魚料理だと認識していないため、課題
でもあると感じましたが…難しいですね。)
これだ!という答えはなかなか見つかりませんが、
魚をおいしい!といって食べてくれるようこれから
もアプローチを続けていきたいと思います。