学校日記

30日 麺屋武蔵とコラボ給食 1

公開日
2016/08/05
更新日
2016/08/05

千歳台の給食

だしにこだわること早6年。
出汁屋さんにだしのことをたくさん聞き、
味噌汁の出汁、澄まし汁のだし、うどん
のだしなどたくさんチャレンジしていた
ところ、出汁屋さんを通して、ラーメン
屋とコラボ給食をしないかと声をかけて
いただけました。

これは本物の味を子供たちに届けること
ができるチャンスだ!!

そう思い、ぜひやらせてくださいと手を
挙げさせていただきました。

しかし、話を進めるや否や問題点がたく
さんあることが分かりました。

1 塩分とアレルゲンの問題を解決
そもそもラーメンはつゆを飲んではいけ
ないというほど塩分がたくさん入ってい
る料理。
しかし、何度も試作に付き合っていただ
き、麺は塩0gの麺を特注で作っていた
だき、だしを普段の8倍使うことで、醤
油や塩を極力使わないでスープを作りま
した。
完成した給食は、スープも全部飲み干し
て(濃い味なので、全部飲んでいる人は
ほとんどいませんでしたが)2.9gの
塩分量まで抑えることができました。
また、お店の麺には普段卵を使っている
そうですが、アレルギーを持つ人にも食
べてもらいたいという思いもくんでくだ
さり、卵も抜いて作ってくださいました。

2 卵とお肉の問題
麺をゆでる時間と冷やす時間に重きを置
きたかったので、卵やお肉を作る時間は
10時までに作り終える必要がありまし
た。しかし、給食のルールには、食べる
2時間(つまり、10時)より前に完成
してはいけないというルールがあります。
そのため、今回は本来焼いたり蒸したり
するためのスチームコンベクションを使
い、できたお肉と卵を保温するようにし
ました。

3 バットに入れた麺をくっつけない!
うどんやスパゲッティなど、麺の料理を
するときにはいつも麺がくっついて配り
にくいという問題があります。
そこで、バットに麺を入れた後に油をま
ぶすだけでなく、魚粉を入れて麺同士が
くっつかないよう工夫しました。
ちなみに、これは3回麺屋武蔵さんの方
にきていただき、お店で使ってい麺で実
験していただきました。