全校朝会での学校長の話
- 公開日
- 2016/06/13
- 更新日
- 2016/06/13
28年度できごと
6月13日
おはようございます。
先週土曜日は北小まつり大成功でしたね。校長先生も北小まつりを体験するのは3回目です。毎回思うのは、お家の人や地域の人が、北小まつりを見て帰っていくとき、実に楽しそうな顔で帰っていきます。これはきっとやっているみなさんが楽しくて仕方ないからだと思いました。自分たちで考えたアイデアをみんなの協力で形にして、訪れた人に喜んでもらえる、そしてその笑顔を見る。こんな楽しいことはないと思います。
毎日北小まつりをやっていると毎日楽しいのですが、そういうわけにはいきません。でも、相手に喜んでもらえることをするのは意外に簡単にできるのです。
昨年までお隣の武蔵丘小学校の校長先生だった土橋先生という方が先週、学校に来られました。「いやあ、烏北の子どもたちはよく挨拶をするようになったね。廊下を歩いていると、子ども達の方から「こんにちは」と声をかけてくれるから、うれしいね」土橋先生はこんなうれしい事をおっしゃってくださいました。そうです。学校を訪れてくれた人に大きな声で挨拶をするだけで、楽しくなるのです。
もうひとつ。保健室前の廊下に、保健委員会が取り組んでいる『いいことカード』があります。相手にされてうれしかったことを感謝の気持ちとともにメッセージカードに書いて伝える、というものです。
「いつもいっしょにいてくれてありがとう」「やさしくしてくれてありがとう」というメッセージがたくさんありました。その中に「『あそぼう』といったら『いいよ』と言ってくれた」「いつもわらってくれてありがとう」「20mシャトルランで7回しか走れなかったのに『7回でもすごいよ』と言ってくれた」というものがありました。きっと、何気なく言った言葉だと思います。でも、相手にとって、ものすごくうれしい言葉としてずっと記憶に残るものです。このように、相手にとってうれしくなる言葉を、友だちどうしかけてあげることで学校全体に楽しく、優しい気持ちが広がります。
みなさんも、ぜひ相手がうれしい気持ちになる言葉かけをしてみてください。