学校日記

デジタルとアナログ アナログ編

公開日
2025/07/15
更新日
2025/07/15

校長室より

いくらタブレット端末が日常のものになってきたとはいえ、全てをデジタルで学習したのでは、子供たちの成長や理解において「よくないのでは」と考えるところもあります。

2年生は、算数のかさの学習で、ペットボトルやカンなど日常生活の中で目にするものを使って水のかさを実物で実感していました。画面上で水を測っても実感を伴わないと自分のものになりません。

3年生は、理科の学習で紙コップにつけたゴムを指で弾きながらわかったことをノートに記録していました。

同じく3年生は、社会で人々の仕事について調べていました。調べるのはタブレット端末を使っても、それを自分で再構成し紙に書くことによって理解を深めていきます。また、タブレット端末を使うようになって文章を書く力が落ちたなどという話も聞きますが、場面によって手で書く活動も取り入れています。

デジタルとアナログ。どちらが良いということではなく、どちらも使って学習をしていきたいと思います。