☆9月9日(火)の給食(菊の花・重陽の節句)
- 公開日
- 2025/09/09
- 更新日
- 2025/09/09
給食
【 メ ニ ュ ー 】
・菊花ご飯
・サバのみぞれがけ
・豚汁
【 産 地 】
米(新米あきたこまち):茨城 鶏ももひき肉(菊花ご飯)・豚肩肉(豚汁)・人参・大根・玉ねぎ・じゃが芋:北海道 食用菊・ねぎ:青森 白ごま:スーダン・パラグアイ産 卵:栃木 生姜:高知 サバ:欧州産 板こんにゃく:群馬 レンズ豆:アメリカ産 豆腐:愛知・佐賀 油揚げ:アメリカ・カナダ産大豆 赤みそ・白みそ:国産
【 今日の 一言 】
9月9日は「重陽の節句」(ちょうようのせっく)と言います。1月1日、3月3日、5月5日、7月7日を含めた五節句の最後を飾る日です。といっても、元旦に給食は無いため特になし(1月の献立に白玉雑煮を入れてはいますが…)。3月3日のひな祭りといえば「ちらしずし」ですが、イクラやマグロなどの生物は使えないため、ひな祭りらしく華やかにできないので断念。5月5日のこどもの日の「ちまき」は時間的に給食で作るのは難しいので、その中身に当たる「中華おこわ」にし、7月7日はかろうじて「そうめん汁」を出すといった感じで、行事食に徹しきれずに申し訳ありません。
9月9日の重陽の節句は日本では平安時代から伝わっている歴史の深い行事で、「菊の花」を浮かべたお酒を飲むと不老長寿になるという言い伝えがあります。そこで給食では、青森県産の食用菊を使った混ぜご飯、名付けて「菊花ご飯」(きっかごはん)を作りました!これを食べて砧中の生徒たちも「いつまでも健康で長生きしてほしい」という、給食室からの思いが込められています。
お米はしょうゆなどの調味料で炊き込み、具は鶏ひき肉・にんじん・小松菜・炒り卵・白ごま・菊の花です!ポイントは、小松菜と炒り卵と白ごまです!
小松菜の緑が、菊の花と合わさって彩りをいっそう華やかにしてくれます!炒り卵は「菊の花」と共にご飯を黄色に彩ってくれるだけでなく、子供たちが慣れ親しんだ安心できる味なので、普段ほとんど食べることがないであろう「菊の花」への緊張感を和らげてくれます。そして白ごまの香りが、ご飯全体を「ちらし寿司」のような味わいへと変化させてくれます!
魚の栄養と豚汁の野菜・豆腐・みそなどの栄養によってバランスもバッチリ!そして、今日は手紙も付けました!菊の花を食べて、いつまでも健康で長生きに!そしてこれからも給食を食べて、毎日健康に過ごしてください!
栄養士 岩黒