【 メ ニ ュ ー 】

・炊き込みおこわ

・白身魚のあずま煮

・華風もやし

・青菜と豆腐のスープ

【 産 地 】

米・小松菜：茨城　　もち米：千葉　　豚肩ロース（おこわ）・鶏もも肉（スープ）・人参：北海道　　たけのこ水煮：熊本・福岡　　えのき：新潟　　ねぎ・にんにく：青森　　油揚げ：アメリカ・カナダ産大豆　　ホキ（白身魚）：ニュージーランド産　　米粉：国産　　もやし・にら：栃木　　白ごま：スーダン・パラグアイ産　　レンズ豆：アメリカ産　　豆腐：愛知・佐賀　　生姜：高知

【 今日の 一言 】

　明日から中間考査が始まります。今日はその前日ということで、魚にしました！魚には、脳の働きを活発にさせるDHAが含まれています。そしてメニューは、「白身魚のあずま煮」です！これがなかなか人気です。ネームバリューはあまりありませんが、毎回「あの魚 美味しかった」と好評をもらうことが多いです。

　「白身魚のあずま煮」は、伝統的な和食というわけではなく、関東地方の学校給食から生まれた料理と言われています。関東を指す言葉として、名前に「東（あずま）」が付いているそうです。また、名前に「煮」と付いていますが、実際は魚に粉をまぶして揚げた後に、しょうゆ・砂糖・みりんなどで作ったタレをかけています。

　美味しくて人気ではあるのですが、毎回揚げている途中で身が崩れたり割れたりすることが多いです。そのため、予備を含めて多めに発注しているのですが、予想以上に身が割れてしまった時は、一部のクラスにそれが行ってしまうこともたまにあります。その時は、申し訳なさと、しかし「それでもいいよ」と受け入れてくれたクラスへの感謝の気持ちを込めて、数を多めに付けています。しかし、この料理は白身魚の柔らかさと、片栗粉と米粉のサクサク感が美味しさのポイントで、これらの材料は欠かせません。身崩れしやすい、揚げている途中で魚同士がくっつきやすいといった問題はありますが、それでもきれいに揚がるよう、調理員さんが７１０切分、最後までていねいに作業をしてくれました！そのおかげで、今日は全てのクラスにきれいな形の魚を届けることができました！ありがとうございます！

　付け合わせは、甘い味の魚に合うように、にんにく・ラー油などで中華風のピリ辛風味をつけた「華風もやし」、生姜汁とごま油による香りが食欲をそそり小松菜と豆腐の栄養がたっぷりとつまった「青菜と豆腐のスープ」、そして豚肉と油揚げのコクとたけのこ・ねぎの食感を活かした「炊き込みおこわ」です。

　どれも手が込んでいます。魚だけでなく、「明日からのテストがんばってください」という、給食室からの応援の気持ちが込められています。ぜひ、たくさん食べてください！

栄養士　岩黒