【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯

・和風ハンバーグおろしソース

・ほうれん草のお浸し

・じゃが芋と豆腐のみそ汁

【 産 地 】

米：山形（庄内産　新米はえぬき）　　豆腐：愛知・佐賀　　牛ひき肉：北海道・千葉　　ねぎ：青森　　人参・大根・玉ねぎ・じゃが芋：北海道　　干し椎茸：岩手　　卵・もやし：栃木　　ほうれん草：埼玉　　えのき：新潟　　油揚げ：アメリカ・カナダ産大豆　　白ごま：スーダン・パラグアイ産　　レンズ豆：アメリカ産　　わかめ：三陸産　　白みそ・赤みそ：国産

【 今日の 一言 】

　今日はハンバーグです！大根おろしなどから手作りしたソースをかけています！

　給食のハンバーグは、生地に豆腐を混ぜることが多いです。肉をメインにすると、どうしても肉の摂取量が基準値から大幅にオーバーしがちですし、大量調理の都合上、肉が多いと焼き上がり後に固くなりやすいです。しかし、豆腐を加えることで、栄養面と固さの調整がしやすくなります。今日は「和風」なので、さらに長ネギ・干し椎茸・人参も入っています。野菜によって給食らしく、よりヘルシーなハンバーグになっています。しかし、肉の味があまりしないハンバーグになることもしばしばあるので、気をつけないといけません。

　砧中では今日初めて、「牛肉」でハンバーグを作ってみました！いつもは豚ひき肉なのですが、「脂肪」と「肉自体の色」によって見た目が白っぽくなります。しかし、赤身が多い牛ひき肉だと、鉄板に色鮮やかな赤いハンバーグが並べられていくので、その光景は壮観でした！

　味も問題なく、豆腐・野菜が半分以上を占めていても「牛肉」の風味が口に残るため、食べた時の満足感がすごくありました！また、焼き上がりの見た目も、ハンバーグらしく黒っぽくなってくれるのもありがたい！これならば今日の給食のメインとして、生徒たちも美味しく食べることができるでしょう！

　私の個人的感覚ですが、ハンバーグには「ほうれん草」が合うというイメージをもっているので、今日は「ほうれん草のお浸し」にしました。ほうれん草は栄養もあって、小松菜よりも食べやすく子供達に人気が出やすい野菜でもあります。しかし、大きな問題点が１つあり、それは「虫」などの異物混入のリスクが、他の葉物よりも高いということです。そのため、ほうれん草を注文するときは「ハウス栽培」の物に限定しています。万が一、虫が多いほうれん草が納品された場合、洗浄と切りながら点検する作業だけで２時間以上かかり、給食時間に間に合わないため、ここまで警戒をしています。

　今日のほうれん草は、虫などの異物混入もなく、新鮮でしっかりとした物が届きました。八百屋さん、ありがとうございました！

　砂糖・醤油で煮含めた油揚げの味がアクセントにもなっている「ほうれん草のお浸し」、そしてカツオ節とみその風味がしっかりと活かされた「みそ汁」は、栄養だけでなく食事のつなぎとして十分すぎる効果を発揮してくれています。ハンバーグとご飯の美味しさを楽しみつつ、今日の給食も喜んでもらえたら嬉しいです。

栄養士　岩黒