配慮・・・朝礼での講話
- 公開日
- 2022/05/11
- 更新日
- 2022/05/11
校長室より
今日は月1回の全校朝礼。本日は、放送で行いました。
私からは、次のような話をしました。
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今日は、人から物を借りる時の2つの表現を考えてみます。
<これ,お借りします>と<これ,借りてもいい?>の2つです。
<これ,お借りします>は丁寧ですが,相手の都合や気持ちを聞かずに持っていく様子が浮かびます。
<これ,借りてもいい?>は,荒っぽい表現ですが,相手の気持ちを確認しています。
ダメなら後でも良いし,別の方法も考えようとする姿勢が隠れています。
私は,ドイツ人の友人から,何かをする時,自分の都合を肯定文で言うのではなく,相手を配慮して疑問文で<〜してもいい?>と言うのが,スマートだという話も聞いたことがあります。
他人にいつも配慮するのは難しいものですが,何気なく他人を気にかけ,いたわり,配慮できる砧中の生徒であってほしいと思います。
本当は,<これ,お借りしていいですか>と言えると良いのでしょう。
まだまだ,コロナウイルスの対応をしながらの活動が多いと思います。
皆さんには,こんな意識で,修学旅行や体育祭に取り組んでほしいと願っています。
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ストレスやプレッシャーが多くなると、そのはけ口にきつい物言いをしがちな中学生。
周囲の大人は,中学生の適切なストレスやプレッシャー,適切な言動について,意識して関わる必要があるとも感じています。