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2月・・・

公開日
2023/02/06
更新日
2023/02/06

校長室より

この土日、陸上部が山梨で行われた関東近県駅伝大会に参加し入賞を果たしたり、バスケットボール部やバレーボール部の大会が行われたり、HPでも生徒の活躍が紹介されました。
今週は、作品展も開催されます。
保護者・地域の皆様にも、生徒の活動を見ていただける機会です。
皆様のご来校をお待ちしております。

さて・・・、
如月・麗月・令月・梅月・梅見月・初花月・雪消月。
どれも2月を表わす言葉です。
2月に入り、生徒が現在の学年で生活するのも、あと40日余りになりました。
「ああ、あと1カ月半でこのクラスも終わりか。」「早いなぁ。」
職員室での先生たちの会話のヒトコマです。
3年生は「中学卒業後は・・・したい」、1・2年生は「来年の担任の先生は誰だろう」「誰と同じクラスになるだろう」といったことが気になりはじめる時期でもあります。
教員も「来年はどの学年(学級)を担当するのだろう・・・」と考え始める時期です。
ただ、3年の先生たちはそう言っていられません。進路であわただしい日々です。
頭の中にあることといえば、「○○さんは合格するだろうか」「提出書類に(生徒の物も教員の物も)ミスがないだろうか」と、ヤキモキ。
『卒業式』後に受験し、ようやく高校入学が決まる生徒がいることもあります。
3年の教員は、全員の進路が決まって、ようやく「ほっ」とします。
3年生の生徒には、『卒業式』まで少なくなっていく中学校生活を大切に、そして一生懸命頑張ってほしいと願っています。
私も3年生の担任を何度もしてきました。
3年生の先生方の苦労や不安は、思っている以上に大きいものです。
現在の3年生や3年の先生方の姿を見ると、1年生も2年生も、自分たちが思っているよりも早く、あっという間に自分の卒業式を迎えます。
中学校で「義務教育終了」までに何を身につけるのか、真剣に考える必要がある、と改めて感じています。
中学校での生活は、自分の生き方や自分自身そのものを見つめられるようになって来る時期でもありますし、そうすることが大切な時期でもあります。
1・2年生には、自己を見つめ内面的に成長し、心豊かに中学校生活を送りながら自分の生き方や進むべき道を模索する、そして、この砧中で素晴らしい『卒業』を迎えられることを願ってやみません。
今の学年での残る日々を大切にすることも大事だと思います。
4日の土曜日は立春でした。暦の上ではもう春です。
3年生には「素晴らしい旅立ちの春」、1・2年生には「上級学年への成長の春」、にと願っています。
あと7週間の今の学年での生活、保護者・地域の皆様、よろしくお願い致します。

         校長 大坂 崇

☆校長室だより54