☆6月28日(金)の給食
- 公開日
- 2024/06/28
- 更新日
- 2024/06/28
給食
【 メ ニ ュ ー 】
・タコライス ・もずくスープ
・すいか
【 産 地 】
米(つや姫):山形 にんにく:青森 人参:千葉
豚ひき肉・大豆:北海道 豚レバーミンチ:国産
玉ねぎ:香川 ダイストマト缶:イタリア産
レンズ豆:アメリカ産 たけのこ水煮:福岡・熊本
キャベツ・ねぎ・すいか:茨城 えのき:新潟
ダイスチーズ:ニュージーランド・オーストラリア産
油揚げ:アメリカ・カナダ産大豆 もずく:沖縄
豆腐:愛知・佐賀 ごま:スーダン・パラグアイ産
【 今日の 一言 】
今日は1年に1度出している、沖縄メニューの日です。沖縄名物の「タコライス」、沖縄産もずくを使った「もずくスープ」です!
タコライスは、元はメキシコ料理のタコスから来ています。「タコスの具をご飯にのせて食べる」というアイディアが沖縄で生まれ、そこから沖縄料理として知られるようになりました。沖縄のお店で出されるタコライスは、ご飯にキャベツ・チーズを添えて、タコスの具を上にのせて提供されるようです。さすがに給食で再現するのは、食缶の数の制限や給食時間などを考えると難しいので、いくつかアレンジしています。
給食では、タコスの具というよりも、少しミートソースに近い形にしています。ダイスチーズという四角のチーズを最後に加えて、チーズの形は残したままご飯にかけて食べます。こうすることで、チーズの存在感をより強く感じ、ご飯に添えて食べるのと近い味わいを出しています。キャベツは茹でて冷やした物を提供しています。これらを盛り付けて食べることで、タコライスを再現してみました。
しかし、食べてみるとご飯の量とキャベツの水分により、もしかしたら最後の方は味が薄まってしまい、飽きてくる可能性があると感じました。次回はケチャップとチリパウダーの量を増やし、ソースの味をもう少し強調させてあげたいです。やはり、1年に1回しか作っていないと、レシピの内容も突き詰めきれないですね。
もずくスープは、去年、一昨年とタコライスと共に出してきましたが、毎回見た目が主な理由として多く残ってきます。悲しいですが、そんな生徒たちの意見も尊重し、今回はさらにもずくの量を減らしました。普通のスープに近い味になりましたが、かすかにもずくの風味も感じましたので、いい感じの量にできたと思います。スープの残菜が出やすい時期でもあるので、10%以下にならなくても、せめて多くは残らないでほしいなと願っています。もずくは栄養もありますし…。
そして夏の風物詩「すいか」ですね。給食では「紅こだま」という品種が届きました。小玉すいかなので、1個を12等分して配っています。味見した物は甘くなかったのですが、給食時間に食べた物は甘かったです。やはり野菜・果物も生き物、個体差がありますね。しかし、タネが多い!甘いすいかはタネが多いという説は、本当かもしれません。給食時間が短い中学生にとっては、重要な問題かも?すいかの時は、組み合わせに気をつけようと思います。
栄養士 岩黒