☆12月18日(水)の給食
- 公開日
- 2024/12/18
- 更新日
- 2024/12/18
給食
【 メ ニ ュ ー 】
・わかめご飯 ・キャベツ中華サラダ
・生揚げのそぼろあんかけ
【 産 地 】
米(つや姫):山形 米(ひとめぼれ):茨城
きゅうり・人参:千葉 レンズ豆:アメリカ産
キャベツ:愛知 ハム:埼玉 生姜:高知
白ごま:スーダン・パラグアイ産 干し椎茸:岩手
生揚げ:愛知・佐賀 豚ひき肉・玉ねぎ:北海道
たけのこ水煮:福岡・熊本 万能ねぎ:福岡
【 今日の 一言 】
今日は新メニューの「生揚げのそぼろあんかけ」です!砧中で生揚げを使ったのは、2年半ぶり以上です。私が砧中の栄養士として赴任したばかりの令和4年4月に、生揚げの煮物を給食で作ったのですが、それ以来です。
生揚げは味が染み込みにくく、使う料理も「香辛料やオイスターソース・ごま油などをほとんど使わない」和食が多いので、自然と使う機会がなくなっていました。そのときの残菜も、多かったのでなおさら離れていました。
ですが今回、新しいメニューの可能性を探るため、再び生揚げに挑戦です!メニューは「そぼろあんかけ」です!和食なので、ダシは「鶏ガラ」ではなくて「カツオ節」、調味料も酒・三温糖・醤油・塩です。これに加えて、前回の反省を踏まえて生徒たちの食欲をわかせるために、一味唐辛子も使いました!
ひき肉・玉ねぎ・人参・たけのこを炒めたら、だし汁・調味料・干し椎茸・レンズ豆を加えて煮込みます。生揚げは別で酒・醤油・三温糖・だし汁で下煮しておきます。最後に煮込んだ具材と生揚げを合わせるのですが、やはり思ったよりも生揚げに味が染み込んでいない!?煮汁もすごく薄味!そのため、当初使う予定だった煮汁は残し、生揚げだけを具材と一緒に混ぜました。
「炒めて煮込んでいた具材」の味自体は美味しかったのですが、麻婆豆腐ほど強いわけでもなかったので、生揚げと合わせる際の不安は消えませんでした。「これで本当に美味しくなるのかな?」「味が薄くてパッとしなさそう…。」
しかし、いざ食べてみると、とても美味しい!生揚げは薄味ですが、それが逆にそぼろとの味の差を感じさせて、いつまでも飽きのこない美味しさにしてくれています。調味料の味が強すぎることもないので、多く食べても舌が疲れません!そして、時々感じる一味唐辛子の風味がさらに良し!「子供達に大人気」といった派手な味ではありませんが、日常の食事のモデルとなるべき給食としては、これからも出していきたいと思える仕上がりでした!
生徒たちも、美味しいと感じてもらえていたら、嬉しいです。砧中の給食で初めて生揚げを食べた生徒がほとんどだと思いますが、そのことに気づいた人はいるかな?
栄養士 岩黒