☆12月19日(木)の給食
- 公開日
- 2024/12/19
- 更新日
- 2024/12/19
給食
【 メ ニ ュ ー 】
・ほうとう風うどん ・いかと野菜のかき揚げ
・和風しらすサラダ
【 産 地 】
豚肩肉・かぼちゃ・玉ねぎ:北海道 しめじ:長野
人参・ねぎ:千葉 いか:青森 キャベツ:愛知
もやし:栃木 しらす:茨城 大根:世田谷区産
レンズ豆:アメリカ ごま:スーダン・パラグアイ
油揚げ:アメリカ・カナダ産大豆 赤みそ:国産
【 今日の 一言 】
今日は冬至(とうじ)の給食メニューです!冬至とは1年で最も昼が短い日で、その分夜が長く気温も下がりやすいです。そのため、この日は風邪を引かないように栄養たっぷりのかぼちゃを食べるという風習が、昔からあります。
本来は今年の冬至は12月21日なのですが、土曜日であることと、週の半ばで「麺」が出ると気分転換になりやすいので、前倒しで実施しました。ですが、想像以上に寒い日となったので、結果的に正解でしたね。
かぼちゃはとても固いです。いくつものかぼちゃを切ると手首を痛めてしまうので、給食室では予め大きな釜に熱湯を用意し、その中にかぼちゃを丸ごと入れて茹でています。そして茹でて柔らかくなったかぼちゃを、包丁でいちょう切りにしています。たっぷりのかぼちゃを使って作る「ほうとう風うどん」。溶けかけのかぼちゃと、かぼちゃの色に変わった汁、豚肉・しめじ・ねぎなどの具材、見てるだけで体があったまってきました。
先ほど、たっぷりのかぼちゃと言いましたが、実は使用量10kg程度で700人規模の給食としては、それほど多くはありません。その理由は、「砧中はかぼちゃを多くすると残りやすいから」です。おそらく私の想像では、その原因は「かぼちゃの味が苦手」というよりも、むしろ「かぼちゃによってお腹がいっぱいだと感じやすい」ことにある気がします。今年度のハロウィンの「パンプキンシチュー」も、残念ながら10%以上の残菜率を記録してしまったので、その反省を活かしております。
また、ほうとうは「みそ」の味がメインなのですが、これも砧中の嗜好を考えて、「みそ」と「醤油」の半々で味を作っています。
麺は、通常の「うどん」を使用しています。一昨年に本場のほうとうに近づけようと「きしめん」を使ったのですが、つけ麺方式の本校の食べ方では、麺に味が全く染み込まず、絡まなかったためです。ですが、冬至の日は「ん」の付く食べ物を食べると幸運が訪れるそうなので、「うどん」の方が向いているかもしれませんね。
というわけで、今日も頑張って美味しく作ったので、みなさんたくさん食べてください!
栄養士 岩黒