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☆1月15日(水)の給食

公開日
2025/01/15
更新日
2025/01/15

給食

【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯(有機米)  ・ししゃもフライ
・白菜のお浸し  ・肉じゃが


【 産 地 】

米(有機米):秋田県大潟村  白菜・小松菜:茨城
ししゃも:アイスランド産  レンズ豆:アメリカ産
油揚げ:アメリカ・カナダ産大豆  人参:千葉
白ごま:スーダン・パラグアイ産  生姜:高知
豚肩ロース:青森  糸こんにゃく:群馬
玉ねぎ・じゃが芋:北海道  さやいんげん:沖縄


【 今日の 一言 】

 今日は「有機米」を使ったご飯です!農薬・化学肥料不使用で自然の恵みだけで育てた「有機米」は、お米の水分・うま味・甘味が強く出ている印象を受けます。いつもとは違ったご飯の味というだけで、意識して食べればとても新鮮な気持ちになります!
 農薬・化学肥料を2年間使っていない土地で、使用する農具や重機も厳しい制限が課されており、病害虫予防などの育成にかかるコストも高い有機米。そのため、値段も割高ですが、今年度はお米全体が値上がりしたことにより、その価格差は逆に狭まっています。今後は、SDGsの観点からもより身近なお米になってくるかもしれません。砧中の生徒たちは、いち早く有機米への理解と食べたことのある経験をもってもらうことで、今後の食生活に活かせるかもしれませんね。
 今年度の有機米は、以前使用した時にいつもより水っぽく感じたので、水の量をいつもより減らして炊飯することにしています。それによって、さらにふっくら美味しく炊けるようになったので、今日もたくさん食べてください!

 おかずには、もはや定番で親しみのある「ししゃもフライ」、醤油と砂糖の味をたっぷり吸い込んだ油揚げがアクセントの「白菜のお浸し」、そして「肉じゃが」です。
 特にししゃもフライは、成長に欠かせない貴重なカルシウム源です。そのため、毎月出ます。魚丸ごとに抵抗のある生徒も食べてもらえるように、そして骨ごと食べることに戸惑いがなくなるよう、食べやすい「フライ」にしております。今日もしっかりよく噛んで食べてください!

 昨日の新メニュー「いかの松風焼き」は、40個残菜として返ってきました。残菜率で見ると、決して多くはありません。しかし、砧中にしては「五目卵焼き」に次いで個付の料理の中では残菜が多いです。
 私の予想どおり、「初めて食べる料理」「見た目や名前から味の想像がしにくい料理」は、一口も食べずに返してしまう生徒も少なからずいるようです。教室を回ると、やはり丸ごと返す生徒たちを何回か見ました。反対に、笑顔でおかわりをしてくれる生徒もいました。
 私が給食を通して生徒たちに経験し、身につけてほしいことは、食べたことがない物も「まずは一口食べて、自分で味を確かめてみる」という習慣です。その結果、好き、苦手、いろんな気持ちをもってもらい、がんばって食べる、もしくは残すといった行動へと考えた末にとるのならば、それでいいと思っています。しかしながら、食べずに終わってしまうと、何も経験できなくなってしまいます。
 未知の物へのチャレンジは、自分の食の選択の幅をどんどん広げることにつながります。それが、大人になってからの食生活や、もしもの災害時に避難した場合などにおいても、役立つ時がきっときます。これからも給食を通して、いろいろな食べ物の味を知ってもらえたらと思っています。



栄養士 岩黒