☆2月14日(金)の給食
- 公開日
- 2025/02/14
- 更新日
- 2025/02/14
給食
【 メ ニ ュ ー 】
・ご飯(有機米)
・さばの辛味焼き
・野菜のごま和え
・豆腐とわかめのみそ汁
【 産 地 】
米(有機米):秋田県 大潟村 さば:欧州産 生姜:高知 ねぎ:千葉 人参:鹿児島 もやし:栃木 白ごま:スーダン・パラグアイ産 小松菜:茨城 大根:神奈川 わかめ:三陸産 えのき:新潟 油揚げ:アメリカ・カナダ産大豆 豆腐:愛知・佐賀 赤みそ・白みそ:国産
【 今日の 一言 】
今日は5回目の「有機米」使用日となります。
※有機米とは、農薬・化学肥料不使用で、自然の恵みだけで作ったお米のことを言います。
炊き立てのご飯の味を食べてみると、やはり美味しい!特に口に入れるとまず最初に、お米のみずみずしさをこれでもかと感じる!そのあと噛んでいくと、お米の甘味やうま味が来る。主食として控えめな味と思いきや、意識すると自然の恵みを受けた強い味に気がつくと思います。
ですが、有機米を扱う上で気をつけないといけないのが、炊くときの水の量です!今年度の有機米は、いつものお米よりも水を少なくしないと、べちゃっとした炊きあがりになります。お米は品種や産地、製造メーカーや年度が変わるだけでも、様々な変化を起こします。この点が、「簡単にお米の品種を変えることのリスク」であり、大量調理ではその影響は大です。
今年度は調理員さんとお互いに確認をしてすぐに打開策を見つけました。次年度も世田谷区は有機米を給食に取り入れる予定かと思われるので、その際は1回目の炊きあがりを観察し、次回以降ベストな炊きあがりのために活かしていきたいです。
今日の美味しさなら、お米だけでもおかずと合わせてもバッチリ!特にピリッと辛めに味付けをした「サバ」と一緒なら、たくさん食べられるでしょう!
そのメインである「さばの辛味焼き」。さばを使った料理は「さばのみそ煮」「さばのみぞれがけ」が人気すぎるので、この「辛味焼き」は年に1回くらいしか出していません。その分、レシピには改良の余地がありました。2年前に初めて出した時は、「名前ほどピリッと来ない」「むしろ味があまりしない」といった仕上がりでした。そこから少しずつ、魚に下味を漬ける際の「豆板醤」の量を増やしてきました。気がつけば、元の量の2倍!緊張の味見でしたが、その結果は…。
美味しい!まさに、「さばの辛味焼き」という名前に相応しい美味しさでした!ようやく料理名と味がリンクする仕上がりで、さらに辛いのが苦手でも問題なく食べられるぎりぎりの範囲だと思います(もしそうでない人がいたらごめんなさい!直接相談してもらえれば、同じように感じている人がどれだけいるかなども分かれば、ぜひレシピ改良に活かします)。豚キムチ丼が人気の砧中なら、ご飯のおかずとして問題ないはず!
どの料理でも、やはりサバは脂がジューシーで食べ応えがあります!それだけでなく、魚油にはDHAが豊富で、「脳の働きをよくする」「生活習慣病予防」などに効果があります!これからも、砧中の給食にはサバなどの魚料理が登場するので、積極的に食べてください!
栄養士 岩黒