学校日記

14日 飲めるゼリー!?

公開日
2015/07/22
更新日
2015/07/22

千歳台の給食

今日は旬の梅を使ったゼリーを用意することにしまし
た。
「梅」ときいただけでも、すっぱいというイメージが
先考して、口の中にじんわり唾液がにじむ感覚を覚え
る人が多いかと思います。それは梅と聞いたら、梅干
しをイメージする人が多いからではないでしょうか。
子供たちはすっぱいと苦いを苦手とする傾向があるた
め、今日は子供が好きな甘みを加えることで、梅をお
いしくたベてもらえる工夫をしてみました。
千歳台小学校では、ゼリーを作るときには寒天とゼラ
チンを入れて、ほどよい食感がでるよう工夫をしてい
ます。ただし、今日の厨房の温度はなんと40度をこ
えていました。いつもなら固まるはずのゼリーが固ま
らず、液体に近い形で子供たちのところにもっていか
なければならない事態が発生!これは大変です。。。
急遽、子供たちの手元にわたる直前まで冷蔵庫に入れ
て冷やすよう手配しましたが、結局子供たちには飲む
ゼリーのような形で配る形となってしまいました。
心の中でつぶやく数えきれない「ごめんね」を胸に、
子供たちの反応を恐る恐るみていると、
「このうめゼリーおいしい!おかわり!」
といって進んで食べる5年生の姿がそこにはありまし
た。おぉ。。。意外と食べてくれている。。。
その後、ある子が近づいてきて一言。
「先生、僕は梅は嫌いだけど、これは食べられるよ!」
とコメントをくれました。
何度か試作をしたおかげもあり、味は子供たちの舌に
なじみやすかったようです。
でもきっと梅ゼリーはこういうものだと理解した子や
苦手だと感じた子もいたと思います。給食室にクーラー
がつくまで、暑い夏場のゼリーは少し控えたいと思いま
した。