一粒一粒大切に!
- 公開日
- 2025/10/27
- 更新日
- 2025/10/27
校長室より
昨今何かと話題のお米。5年生は、社会科でも米について学習しましたが、今日は、お米の精米体験。
普段食べているお米は、すでに精米されたもの。白米であれば、脱穀をして、籾摺りをして、精米をしてやっと食べられる状態になります。
まずは、脱穀。以前は、千歯扱きなどを使っていましたがここは手作業。指でしごいて取っていきます。ここまでは、そんなに難しい作業ではありません。大変なのはここから。籾摺りをしていくのですが、現在実際の農家では機械化されています。それ以前は、臼を使う、水車を使う、足踏み脱穀機などが一般的でした。今回の方法は3つ。すり鉢とすりこぎ、すり鉢と野球の軟球、瓶に入れて棒でつく、の3つの方法です。どちらにしても根気のいる作業。作業をしながら時々息を吹きかけて籾を飛ばしまた作業を続けます。苦労して精米し終わって5年生も満足気。農家の方が手間暇かけて育てたお米。「米」の字の通り八十八の手間をかけてると言われるほど大変な作業。これからは、お米を食べるとき一粒一粒を大切にして、最後の一粒まで残さないように綺麗に食べましょう。