【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯

・鮭の塩焼き

・じゃが芋の金平炒め

・豆腐とわかめのみそ汁

【 産 地 】

米：山形（庄内産つや姫）　　鮭：チリ産　　豚肩ロース・人参・じゃが芋：北海道　　ごぼう・ねぎ：青森　　糸こんにゃく：群馬　　大根：千葉　　豆腐：愛知・佐賀　　油揚げ：アメリカ・カナダ産大豆　　わかめ：三陸産　　赤みそ・白みそ：国産　　レンズ豆：アメリカ産　　白ごま：スーダン・パラグアイ産

【 今日の 一言 】

　今日は砧中の定番和食メニュー、ご飯・鮭の塩焼き・じゃが芋の金平炒め・みそ汁です！昨日のパン・グラタン・スープと同様に定番のメニューなので、生徒たちは名前を聞いただけで量も味も配り方も食べ方も想像できるので、リラックスしながらゆとりをもって給食時間を過ごせると思います。

　鮭はチリ産の物を使用しています。国産の物より高価な分、脂がのっていてとてもジューシー、皮も含めて食べやすいです。３年ほど前に予算が厳しかった時は、北海道産の鮭を使ったことがありましたが、値段が安い分、身がパサつきやすく皮の食感にもクセがあり、残菜が多かったです。当時の生徒たちも「いつもと違う」ということにはっきり気づいたそうで、その様子を何人もの先生たちから聞いたことがあります。それからは、私は予算が厳しくとも、この鮭だけはチリ産の物を極力使うようにしようと思っています。

　その味を最大限楽しめるように、主食はよけいな味が付かない白ごはん！昔から、白ごはんと鮭の相性の良さはバツグンであることは、広く知られています。さらに給食の鮭は骨があったとしても、そのどれもが細い骨なので、喉に刺さるリスクはほとんどありません。そのため、骨に気をつけて食べる練習が安全にできることもあって、毎月出しています。さらに、来週は期末考査！魚に含まれるDHAをとって、脳の働きをより活性化させてください！

　鮭の塩焼きは調理工程がシンプルな分、副菜はちょっと作るのが大変な「じゃが芋の金平炒め」と組み合わせることができます！切ったじゃが芋は全て油で揚げてホクホクにさせてから、別に作った金平と合わせて仕上げます！

　「調理工程」的な理由だけでなく、「味の組み合わせ」からも最適と言えます！シンプルでストレートな美味しさをもつ鮭と、さまざまな食材のうま味と食感が合わさった複雑な味をもつ金平だからこそ、メニューとして自然に成立するわけです。

　仕上げにみそ汁も飲めば、今日のメニューでは少し不足している野菜などの栄養を補うことができます。みそ・豆腐などの、もともと栄養価が高い食品である「大豆製品」も入っています。

　この定番和食メニューは全てにおいて理にかなっており、栄養士から見てもとても優秀です！ぜひ今日もたくさん食べて、自分の体に栄養をたっぷりと補給しましょう！

栄養士　岩黒