☆12月8日(月)の給食
- 公開日
- 2025/12/08
- 更新日
- 2025/12/08
給食
【 メ ニ ュ ー 】
・ご飯
・野菜の辛子醤油和え
・すき焼き煮
・みかん
【 産 地 】
米:山形(庄内産つや姫) 玉ねぎ:北海道 人参・牛肩肉:千葉 もやし:栃木 小松菜・白菜:茨城 えのき・ねぎ:新潟 豆腐:愛知・佐賀 白滝:群馬 うずら卵:愛知 みかん:和歌山 レンズ豆:アメリカ産 白ごま:スーダン・パラグアイ産
【 今日の 一言 】
今週の始まりは、牛肉を使った「すき焼き煮」でスタートです!たくさん牛肉を食べて、今週も元気よく過ごせるようにしましょう!
意外なことに、牛肉は豚肉よりも脂質を多く含みます。私のように、なんとなく「豚の方が脂肪が多そう」といったイメージをおもちの方もいたのではないでしょうか?栄養システム上でも、そして現実でも、牛肉の脂質の多さはしっかりと反映されております。
この「すき焼き煮」という料理は、豚肉か牛肉、どちらを使うかによって作り方が変わってきます。豚肉の場合は、「肉じゃが」などの他の煮物と同じようように、材料を炒めて調味料と水を加えて煮込めば完成です。しかし、牛肉の場合は余分な脂を落とすために、牛肉を砂糖・醤油・酒で下煮しておきます。こうすることで、肉に下味を付けつつ、脂も適度に落ちて、最終的に食べやすくて美味しいすき焼きになります。
700人分近くの大量調理であるがゆえ、出てくる脂の量も半端ないので、肉を煮た後の「煮汁」は使いません。ちょっともったいない気もしますが、使った煮汁の量はそれほど多くなく、また、美味しく作るための必要な工夫でもあるので、今後も「牛肉のすき焼き煮」はこの調理工程のままで行きます。
これら調理上の数々の工夫と、人参・玉ねぎ・えのき・白菜・豆腐・白滝・ねぎ・うずら卵の「すき焼き」を構成する材料たちがもつ「うま味」、そして醤油・砂糖・酒・みりんで甘辛く煮たことで、「すき焼き」がもつごちそうのようなイメージの味を、うまく再現できたと思います!
白ご飯と一緒に食べて、合間に「鼻を抜けるさわやかな風味」をもつ「野菜の辛子醤油和え」
も食べて、最後に甘くて美味しい「みかん」で食事を終える。美味しさをしっかり堪能しながら、栄養もしっかり取れるので、今日もたくさん食べてください!
栄養士 岩黒