☆3月7日(金)の給食
- 公開日
- 2025/03/07
- 更新日
- 2025/03/07
給食
【 メ ニ ュ ー 】
・いわしの蒲焼き丼
・春雨中華サラダ
・けんちん汁
【 産 地 】
米(つや姫):山形 いわし:銚子産 ごぼう:青森 生姜:高知 人参:長崎 ねぎ:千葉 春雨:北海道産じゃが芋・九州産さつま芋でん粉 きゅうり:群馬 ハム:埼玉 もやし:栃木 大根:神奈川 白ごま:スーダン・パラグアイ産 レンズ豆:アメリカ産 里芋:新潟 豆腐:愛知・佐賀
【 今日の 一言 】
今日は意外にもリクエスト票が集まった「いわしの蒲焼き丼」と「けんちん汁」です!伝統的な雰囲気ただよう和食メニューですが、こういう料理にリクエストが集まるのは、大人として大変うれしく思います。砧中の子どもたちを見てて、すごく誇らしいです。
蒲焼き丼のタレは手作りです!砂糖・醤油・酒・水・おろし生姜を煮詰めて作っています。2割くらいをご飯にかける用、残り8割はいわし用です。いわしは片栗粉をまぶして、油で揚げています。その後は、あったかいうちに1枚1枚タレにくぐらせて、クラスに配っています。
これがポイントで、タレは「かける」のではなく、「くぐらせる」のです!そのため、多くの量のタレが必要になります。実は、以前別の区に勤めていた時、くぐらせるのが調理場の理由で難しく、上からかける方法に変更したことがありました。すると、子供たちが食べる頃にはイワシが「せんべい」のように固くなってしまい、「蒲焼き」としての美味しさを損なってしまったことがありました。その苦い経験を活かし、今では必ずイワシはタレの中にしっかりとくぐらせるようにしています。
タレがたっぷり染み込んだイワシをご飯にのせれば、すごくおいしい蒲焼き丼の完成です!ご飯と一緒に食べやすく、味も当然おいしい、ばっちりな完成具合でした!
けんちん汁は野菜の他に、「里芋」と固めの「木綿豆腐」を使っています。ごぼうなどの野菜を軽く炒めたらカツオだしを加え、塩・醤油で味付け、最後にごま油を加えれば完成です!豆腐を炒めるのが本来の作り方のようですが、大量調理でそれを行うのは豆腐の形が崩れたり「油ハネ」などで危険だったりするので、その作り方はしません。
里芋は切った後に調理員さんがしっかりと塩もみをしてくれています。これにより「ぬめり」がとれてしっかりと火が通るようになり、すごくなめらかで柔らかい食感になります。前回のけんちん汁は、残菜が少なくてびっくりしました。リクエストに入れた生徒がいるのも納得です!まさか、じゃが芋ではなく里芋を使った汁物に人気が出るとは…。今日も美味しくできたので、たくさん食べてください!
そして春雨中華サラダは、サラダの中でも人気が「パリパリサラダ」に次いで高いです。2年前はたくさん残っていたのですが、今ではこんなに人気メニューになるとは、当時の私は想像もしなかったことでしょう。
いつもなら「中華丼」の組み合わせとして付けており、今日のような和風のおかずとしては出さないです。しかし、みんなのリクエストを反映させた3月ならではの組み合わせとして、たまにはいいのではないでしょうか?普段は味わえない、特別な組み合わせを楽しんでもらえたら幸いです!
栄養士 岩黒