☆5月12日(月)の給食
- 公開日
- 2025/05/12
- 更新日
- 2025/05/12
給食
【 メ ニ ュ ー 】
・ご飯
・鮭の塩焼き
・じゃが芋の金平炒め
・呉汁
【 産 地 】
米(つや姫):山形 鮭:チリ産 ごぼう:青森 豚肩ロース(金平)・鶏もも肉(呉汁)・大豆:北海道 じゃが芋:長崎 人参:徳島 糸こんにゃく:群馬 赤みそ・白みそ:国産 レンズ豆:アメリカ産 白ごま:スーダン・パラグアイ産 大根・ねぎ:千葉 油揚げ・豆乳:アメリカ・カナダ産大豆
【 今日の 一言 】
今週は3年生の修学旅行があります。きっとみんな楽しみにしていることでしょう!先週は、土曜日まで学校も給食もありました。1日しか休みがなく今週がスタートしますが、ぜひ給食で栄養をしっかりとって、元気に乗り越えましょう!
今日は砧中で定番、すっかり慣れ親しんだメニュー、ご飯・鮭の塩焼き・金平炒めと汁物になります!2・3年生たちは、名前を見ただけで味も配膳の仕方も想像できると思います。だからこそ安心して余裕をもって食べられると思います。1年生も、「チリ産の脂ののった鮭」と「ご飯」との相性の良さを、4月に体験して知っていると思います!今日も、ご飯とおかずと一緒に、美味しく食べ進めてみましょう!
鮭の塩焼きと言えば、いつも隣に出てくるのが「じゃが芋の金平炒め」!油で揚げられたばかりのホクホクのじゃが芋と、ジューシーな豚肩ロース、ごぼうのシャキシャキ感の組み合わせがたまりませんね!鮭の塩焼きは意外とヘルシーなので、副菜・汁物はエネルギーがしっかりとれるおかずにする必要があります!それでいて食べ合わせも合っている物として、この「金平炒め」は最適なのです。ほのかにピリッとする一味唐辛子の辛味も、味のアクセントになっています!
そして、同じく栄養たっぷりな汁物として、今や日本各地に伝わる郷土料理「呉汁」を作りました!「呉(ご)」とは、大豆をすりつぶした物のことを指します。それをみそ汁に入れて煮込むことで、全体が白っぽくなり、大豆の栄養とうま味が溶け出した濃厚な汁になります。
給食では「呉」を全て大豆から作る、すりつぶして汁に入れようとすると、食感も味もクセのある料理になってしまい、子供が食べる「給食」としてはあまりふさわしくないように私は感じます。そこで、大部分を「豆乳」で代用し、少しの大豆を「豆乳と一緒にミキサー」にかけることで、食べやすく「呉」を再現しています。みそ汁の風味ともちょうどよく合わさって、栄養もうま味もたっぷりの、美味しい呉汁ができあがりました!
本来は、暑い季節には向かない料理ですが、「鮭の塩焼き」などの献立の場合、栄養バランスのためにも夏に登場することがあります。その場合は豆乳・大豆の量を調整するなど、なるべく軽く食べやすいように配慮しています。
これから「食欲が落ちやすくなる」季節に入りますが、完食は難しくても「なるべくバランスよく食べる」ようにみんなも気にしてもらえたら、作り手としてとっても嬉しいです!
栄養士 岩黒