校長からは「みなさんは、なんのために勉強するの？と思ったことはありませんか？

先週こんなニュースがありました。時計はしばらく使っているとズレることがありますね。島津製作所は、世界で最も正確な次世代時計「光格子時計」の販売を始めるそうです。なんと１００億年に１秒しかズレないそうです。光格子時計の原理は２００１年、東京大学の香取秀俊教授が考案し、それを商品として開発したというニュースです。この時計を使うと時刻が正確に分かるだけではなく、火山や地殻変動の観測などにも使えるそうです。地震などの災害対策にもなりますね。もしかしたらノーベル賞にもなるかもしれません。素晴らしいですね。

学校はこういったみんなのためになる素晴らしい発明やお仕事ができるようになるため、将来みんなが幸せになるためにあります。科学には算数、理科の考え方が絶対に必要です。言葉を使って考えをまとめるのには国語、世の中の歴史や仕組みを知る社会、体力もいるので体育、話し合う力が付くのが学級会、今も各学年や学級で一年の最後に楽しいことをしようと話し合っているクラスがありますね。そして、行事はみんなで何かを成し遂げる力が付きます。このように学校で取り組むことには意味があります。たくさんの力を身に付けて将来世界で活躍する人になって幸せな生活を送って欲しいです。

あと少しで今年度が終わります。みなさん「なりたい自分になれましたか？」しっかりと振り返ってみてください。」

などとお話しました。

続いて、表彰です。東京都の展覧会に書写の作品が出品された子、ミニバスの大会で準優勝をした子たちの表彰をしました。素晴らしい活躍ですね。