賢い消費者に・・・お金の使い方
- 公開日
- 2025/12/19
- 更新日
- 2025/12/19
校長室より
5年生の教室では、家庭科の授業中。今日は実習ではなく座学の真っ最中。「持続可能な社会へ 物やお金の使い方」の学習をしていました。
子どもたちは自分が買い物をした経験から、これまでの買い物に関する失敗談を共有。「自販機で170円でジュースを買ったら、同じものがスーパーで90円で売っていた」「割引になっていたので帰りに買おうと思い、帰りに再度店に寄ったら売り切れていた」「消費税分を考えていなくてお金が足りなかった」「誘惑に負けて衝動買いをしてしまい、本当に欲しいものが買えなくなってしまった」などなど。ロイロノートに各自が入力して全体で共有。その中で気になる友達の事例を詳しく聞いてクラス内で共感していました。
スーパーマーケットの販売の工夫のひとつとしていかに衝動買いさせるか、これが売り上げアップにつながる大きな要因になるのだそうです。夕飯の献立を考えずに来店、店内を回っているとお買い得な牛肉が・・・。その牛肉のまわりに焼肉のたれや白菜、ネギなど関連する商品を置いておく。消費者は、全体の商品のうちある程度の割合の品物が安いと感じるとスーパー全体の品物が安いという感覚になるそうです。お肉は安くても焼肉のたれや野菜は実は通常価格・・・ということも売り上げアップの工夫としてあるようです。・・・と話が脱線してしまいましたが、子どもは目についたものや欲しいと思ったものを後のことは考えずに購入してしまうこともままあるかと思います。お正月が近づいてきています。お年玉をもらい子どもたちが1年で一番お金を持っている時期かもしれません。その使い方をこのような学習を通して学び、賢い消費者になっていくのと同時に、各ご家庭でもお金(お年玉も)の使い方について話し合ってみてはいかがでしょうか。