学芸会をふりかえる
- 公開日
- 2009/11/14
- 更新日
- 2009/11/14
できごと
昨日・今日と実施いたしました学芸会では、たくさんの方にご参観いただき、まことにありがとうございました。
週6日の長い今週も、ようやく終わりました。
さて、今年の学芸会では、「鳥の王様コンテスト」に挑戦しました。
全員が主役の歌劇、ということで、神様と5種の鳥に分かれ、10月からそれぞれのグループごと日々の練習に取り組んできました。
木曜2校時に行われたのリハーサルでは、担任から20点をもらってしまいました。
朝一番だったこともあるのか、声も小さく、前日までにできていたことがまったくできなくなっていました。
リハーサルの時に撮影したビデオを見ながら、48人でふりかえりをしました。
「明日が本番なのに、声がでていない。」
「踊りをわすれていたよ、これじゃ本番を迎えられない。」
「もっと僕たちはできるはずだよ。」
「もう一度、練習をしよう。」
5校時に、第二体育館へ行き、あやふやだったところを何度も繰り返し練習しました。 (この日は、下校時刻が大幅に遅れました。ご心配をおかけいたしました。)
疲れている中、頑張り抜いた素晴らしい劇となりました。
いよいよ 学芸会1日目です。200人以上のの客を初めて目にして、緊張しながらも演技をやり遂げることができました。
途中ちょっとしたトラブルもありましたが、充分立派だったと思います。
担任の先生たちからは、「90点」をもらいました。
「細かい点を修正し、明日は絶対100点をとろう!!」
「上手・下手は関係ないよ。一生懸命やっているという気持ちを伝えよう。」
「舞台の真中にいる時だけが自分の出番じゃない。カーテンの奥にいても、心をひとつ にして一生懸命歌おう。」
そんなことを目標に頑張った今日の演技は、
今までで最高のものとなりました。
4校時に行ったふりかえりでは、
「これで終わりかと思うと寂しい。また踊りたい。」
「この学校に入ってよかった。」などという感動的な感想も聞かれました。
私たち担任も、この言葉を聞いてとてもうれしく思いました。
時には厳しく指導したこともあったけれど、この1年生と一緒に頑張れてよかったと感じています。
今回の行事を通して、
苦しいときに頑張り抜く力
集団において自己を抑える我慢強さ
自分の力を発揮できた喜び
を学ぶことができました。
また、陰で支えてくれた人への感謝の気持ちを持つことができました。
丸1日がかりで、大きな背景画を作ってくださった図工専科の渡辺先生。
私たちのためにピアノ伴奏をしてくださった本村先生。
いろいろな人に支えられて、今日の成功を収められたということも、同時に学びました。
保護者の皆さまには、いつも本校第一学年の教育活動へのご理解・ご協力いただき、まことにありがとうございます。
衣装作りや、各ご家庭でのお子さんへの励ましの言葉などご協力いただき、ありがとうございました。
来週からは、再び勉強モードに突入します。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
千葉 千鶴
増田 和弘