３年生は、算数で「小数」の学習に入っています。

小数は、小学校で初めての学習です。これまで整数のみの計算を習ったり、単位を使う学習では、はしたとなるものを測るための新しい単位を作って表現したりして全て整数で表してきましたが、これからは新たに小数の考え方が加わります。それから、小数を用いると１に満たない量も表すことができるようになります。

まず小数の意味と性質について学び、学習を広げていきます。この日は、数直線上に小数の値を表す学習をしていました。ただ全く新しい考え方かと言うとそんなことはなく、単位のときにはしたを１０に分けて新しい単位を付けたのと同じ感覚で捉えることができますので、表し方の違いとも言えます。

「6cm3mm」→「6.3cm」

「8L5dL」→「8.5L」

「2㎏300g」→「2.3kg」

慣れてしまえば、おそらく世の中での表記ではそちらが主流ですし、すんなり入っていけると思います。どっちも知っているっていうのが大きいです。

実は分数は２年生で少しだけ習っているので、これで整数、分数、小数と小学校で習う全ての「数」が出そろったことになります。それぞれを深堀りするのはこれからの学年で、ということになります・・・準備はいいですか！